講師として、メンターとして、コンサルタントとして
相談を受ける機会が多々あります。
でも・・・ときどき、これって相談?
と思うことがあります。
それは、その方が何も考えずに言ってくる場合です。
例えば、
「今度講座の講師をするのですが、
どんなアイスブレイクをしたらいいでしょうね?」
こんな相談をするとしたら、これは非常に失礼な話と言わざるを得ません。
このような場合は、
「今度○○の講座を行うのですが、参加者はこういう方々○名が対象です。
■■のアイスブレイクをやろうと思っているのですが、どうでしょうか?
それとも他にもっとお薦めのアイスブレイクがあったら教えて頂けるでしょうか?」
このように、その『場』の情報提供と、自分なりに考えたけどどうか?
ということが大切です。
自ら考えもしないで、何がいいでしょうか?と尋ねてくるのは「相談」ではなく、
「丸投げ」と言うのではないでしょうか?
「今度の会議で△△のアイスブレイクをやろうと思うのですが、
気をつけることは何かありますか?」
これでも不十分です。
その会議の目的は何か?そこに集まっている人は誰か?
その関係性は初対面なのか、もう会議を何回も重ねているのか?
そういうことによって、何が適しているか変わってきます。
わかりやすくアイスブレイクの事例でお話をしましたが、
これがもっと複雑な仕事のことや、人間性に関わることや、商品開発になると
もっと様々な情報がなければ判断もアドバイスもできません。
特にファシリテーションに関する相談の場合、
ファシリテーションを活用する場面は∞に存在しますから
回答も∞に近いぐらいあるのです。
どのような場面においても、その場における
最大最適な行動・判断が自分でできるようになることが大切です。
そんな力を身に付けたい方は、
今年は特別横手でも開催することに♪