3月3日(土)横手市のお招きで
横手交流文化センターのオープンスペースにて
~“江戸しぐさ”に学ぶ相手への思いやり~
というタイトルで講演をさせて頂きました。
講演の中でも「傘傾げ」や「肩引き」を実演して頂きましたが、
そこでオドロキの発言を聞いてしまいました。
ナント!!
「肩引き」を知らず・・・知らなくても問題はないのですが・・・
横断歩道などで肩がぶつかるのは、そういうものだと思っていた!」というのです。
お互いに自分と相手のために肩がぶつからないように肩を引けば、
痛い思いをしなくて済みます。
横断歩道では、肩引きをしてもお互いに肩を引かなければ
ぶつかってしまうケースもあります。
私としては相手の方も肩を引いてくださるだろうとの予測のもと、
肩を引いたにも関わらずぶつかってしまうことあったのですが、
イマドキの若者たちはそういうことを知らないだけでなく、
発想することもない・・ということなのでしょうか?
私自身も以前から肩引きを知っていたわけではありませんが、
自然とぶつからないようにするための“生活の知恵”といった感じで
やっておりました。
ということは、イマドキの人は相手への思いやりもですが、
自分自身の体を労わる・・・ということにも
配慮が欠けているのでは?と思いました。
江戸しぐさは、相手のことだけではなく、
自分自身をも大切にします。
「自分が」ではなく、
自分を含めた「みんなにとって」どうか?
ということを考えます。
このような考え方からファシリテーションが生まれているのですよね♪
“相手と自分の満足を考える視点”“全体を考える視点”を
常に持ち続けたいですね♪o(^-^)o