ファシリテーションは、アメリカから入ってきたコミュニケーションスキルと言われたり、
会議の進行に使うスキル&テクニックと言われたりしています。
ファシリテーション(facilitation)の日本語訳は、
容易にする、促進させる、引き出すなどの意味があり、
会議の場面で使用するのに適しているということは、
理解しやすいかも知れません。
特に、合意形成を求めたい場面では大いに役立つものです。
アメリカは合意形成を生み出す文化というより、
ディベートや訴訟に見られるように、論争文化なので
アメリカで生まれたものではあるけれど、
ファシリテーションはむしろ日本に馴染むよね・・と言われてきました。
ファシリテーションとは何か?と言われた時に
すぐに言葉で説明するのが難しいのですが、
それでも一言でわかりやすく説明することが求められます。
ファシリテーションとは、『満足のものさし(価値観)』によって
対人関係や組織運営を行う思想・哲学であり、
“知識”ではなく“思想・哲学を持った行動”のことを言います。
まだまだわかりやすくないですね~♪(>_<)
わかりやすくするために、会議の場面に特化して伝える・・という手法を
とっているのかも知れませんね。
ファシリテーションとは、一言で言うと
“プラス”を引き出すコミュニケーション♪
“満足”を引き出すコミュニケーション♪
“プラス”や“満足”は具体的ではありませんが、
これは人によって異なりますし、状況によっても変わりますから、
明確にコレ!!とは言えない部分もあります。
ファシリテーションとは、
相手も自分もお互いに心地良く&より良く暮らす(過ごす)ための
生活の知恵と行動(たしなみ、癖)と言えるかも知れませんね。