最近、ファシリテーター養成スクールの卒業生が、
興味深い質問を受けているのを小耳に挟みました。
午前と午後の講座の間に
両方受講されるみなさんと一緒にランチに行く途中
スクール卒業生のAさんが
「Aさんは、先生と一緒に食事に行ったりするのですか?」
と質問されていました。
Aさんはじめスクール生とは、スクールの度に(つまり毎月)
一緒にランチをしたり、夜はお茶とか飲み会をしています。
また、Bさんは
「Bさんは、先生と直接話をしたりできるのですか?」と
聞かれたそうです。
最初は、質問の意味が理解できず
「え?どういう意味?」と思ったのですが、
一般的に講師は雲の上の人で、受講生が気軽に話したり、
一緒に食事や飲みに行ったりはできない存在・・・
と思ってらっしゃる方がいらっしゃるということなのですね。
確かに、そのような講師の方もいらっしゃるかも知れませんが、
ファシリテーター養成スクールでは、
お茶の時間や食事の時間やカラオケの時間も
大いなる学びの場ですので、欠かすことはできません。
(決して、私が食べるのが大好き!とか、歌うのが大好き♪
というのとは関係ありません!!)(^_^;)
日常の場面こそがファシリテーションの実践の場であり、
またスクーリングの時間は、
個別のコミニュケーションは取りませんので、
学びを深めるとか、理解を深めるためにも
終了後のお茶の時間などは、
とても重要な時間と思っています。
でも、この時間は確実に「何か」を提供するわけではなく、
みなさんに「消化剤」を提供したりしているようなものなので、
あくまでオマケであり、任意であり、必然な時間となるのです。
私は講師の仕事を始めた時から、
自分の目的は「教える」ことではなく、
「受講生のみなさんの成長」でした。
そのためには研修や講座の時間だけで終わりではなく、
学びを深めて頂くためにお茶の時間や懇親会も
大事にしてきました。
なので、一緒に食事やお茶をしたり、気軽に話す関係であることは
とても大切なことだと思っています。
今まで遠慮されてたみなさん
決して飛び掛かったりしませんから、
安心して気軽に声をかけてくださいネ♪o(^-^)o