とかく会議においては、前回の反省を・・・と促されることがありますが、
それは良いことだと思いますか?当然必要なことだと思いますか?
確かに反省は必要です。
但し、それは明らかに反省すべきことがある場合に置いてです。
例えば、イベントの実行委員会などが、
そのイベントが明らかに失敗だった!という場合には反省が必要です。
ですが、おおよそ良かった!とか、
まあまあだった・・・という場合には反省が必要でしょうか?
本来「反省」という言葉は、悪いことや不味いことが起きた場合に
する傾向がありませんか?
「反省」と聞いて、良かったことを話すのをお聞きになったことはあるでしょうか?
ほとんどが失敗したこと、やらなければ良かったことなど
マイナスのお話になってしまうと思います。
なので、会議で「前回の反省を・・・」としてしまったら、
その会議の場は“失敗”を探す、暗くて重苦しい場になってしまいます。
会議の本題や内容にも依りますが、
そのイベントの「良かった点」をあげていったらどうでしょうか?
またやりたい!という気持ちになるのではないでしょうか?
その上で、更に改善すべき点、気付いたことは?
という問いかけをすれば、改善点も見つけられます。
もしもどうしても反省すべき点も出したい場合は、
「反省」ではなく「振り返り」にすると良いと思います。
「振り返り」は良い点悪い点という評価ではなく、
やったことをただ事実として捉えるので、
「反省」という言葉を使って、マイナスのことだけ探してしまうよりも
ずっと良いですね♪
明らかにに失敗や不味いことばかりでない場合、
「反省」という言葉は使わない方が良いと思います!
特に会議のメンバーが身内の社員だけでない場合は
特に気をつけなければなりません。
外部のメンバーが参加されている会議で前回の反省は・・・と言えば、
その会議のメンバーである一人ひとりに反省をさせてしまうことになり、
非常に失礼なことになりかねませんので、
くれぐれも気をつけてくださいね♪