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「アイスブレイク」と「世辞」

2013年05月18日 17時55分18秒 | アイスブレイク

「アイスブレイク」とは氷のように冷ややかな「場」を壊して和ませることを言います。

主に会議や研修などで使うものですが、

実は日々の会話にも充分使えるのです。


日々の会話の場合は、そもそも凍り付いてはいないでしょうが

「場を和ます」「相手との関係を良好にする」場合には非常に役立ちます。


例えばタクシーに乗った時に

「今日は寒い(暑い)ですね~。」とか、

「ずいぶん道が混んでいますね~」とか、

一声掛けると運転手さんがいろいろ情報を教えてくれたりします。


このような一言もアイスブレイクと言えますが、

実はこれは、江戸しぐさでは「世辞」と言います。


ご近所の方と朝あった場合などには

「おはようございます。」のあとに一言を付け加えるのです。

「おはようございます。お出かけですか?気をつけて♪」という感じです。

但し、間違っても

「お出かけですか?どちらまで?」と行先を聞くのはタブーなのです。


相手のプライバシーは詮索せず、

けれども相手を気遣うひとことを挨拶に付け加える「世辞」は、

江戸時代は4歳ぐらいの子どもでも言えたそうで、

「世辞」が言えるようになって一人前とされていたそうです。


アイスブレイクとまではいかない場面でも

江戸時代の人々に見習って「世辞」ぐらいは言えるといいですね♪(*^-^*)