北陸本線関係ダイヤ改正1

毎年恒例になってしまいましたね、この時期の夜行列車廃止の話。

上野～金沢を結んでいた特急「北陸」、急行「能登」が来年3月のダイヤ改正で廃止…だそうです。正直、北陸新幹線全通までは生き残ると思ってたんですけどね…。やはり車両はいずれも昭和40年代のモノ。小生の年齢とそれほど変わらない車齢に至っているだけに、さすがにそれまではひっぱれなかったか…。とにかく残念としか言いようがありません。まあ「能登」で使用している489系ボンネット車なんてのはもう既に走る骨董品、もしくは博物館的な存在になってましたからね、時間の問題ではあったわけです。むしろ今まで運行されていたこと自体が不思議なくらい。「北陸」の車両も14系寝台車。これよりも新しい車両を使用していた寝台特急が軒並み廃止、車両は廃車となっている現状を見るにつけ、よく今まで我慢して使っていたものだという気もします。単に車両置き換えというのならともかくとして、車齢の限界とともにその60年にも及ぶ長い歴史を閉じてしまう…。老衰みたいなものなのかな。はかないものですね、列車というものも。

エコだエコだと騒いでいる現代ではあっても、やはりガソリンを食うバスにはかなわない…夜行列車廃止の方向というのは…止められないものなんでしょうかね。今までに両方の列車を合わせて10回近くは乗っているな…。ホントにお世話になった列車だけに悲しいというより、悔しいという思いがいっぱいです。

生きている以上、何かにつけ…別れってあるものなんだな。