TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

WINNERS / THE BROTHERS JOHNSON

2008-12-19 23:22:43 | TOTO&FUSION
前から聴きたかったんですよ、これ。
それこそ小生が中学生の頃にはその存在は知っていましたが、結局聴くこともなかったんだけど、このアルバムにはTOTOのメンツが全面的に参加しているということを聞いてから探し始めたときは時既に遅し、とっくに廃盤になっていたんです。結構レアな人気があったようでオークションなんかでも高値で取引されてたりしてて手が出しづらかったんですが、どうした風の吹き回しか、この「WINNERS」と「OUT OF CONTROL」というJEFF PORCARO参加の作品2枚が両方ともこの秋に再発されたんです。
当然即買いでした。というかいきなり2ヶ月くらい発売延期になってしまってやきもきしましたけどね、ようやく聴くことができました。

BROTHERS JOHNSONファンの間では評価はそれほどでもない、ということのようですけど、なかなかの名作ですよ。小生よりもむしろカミさんの方がハマってたりしてね。まさに「あの頃」の音楽なんです。LOUIS JOHNSONという名手のチョッパーも冴え渡り、もう最初から最後までファンクファンクファンキーな1枚。聴いてるだけでワクワクドキドキ、嫌なことなんてすっかり忘れてしまいそうな楽しいアルバム。

もちろんそれだけじゃないんです。6曲目「IN THE WAY」という曲、STEVE PORCARO、JEFF PORCARO、DAVID PAICHによる作品なんです。もう演奏はTOTOそのもの。TOTOの演奏にベースのLOUIS JOHNSONが加わってBROTHERS JOHNSONがボーカルを入れたというような感じですかね。ファンキーながらもSTEVE PORCAROらしいシンセ、DAVID PAICHらしいピアノワークにフュージョンしてる変則的なコード進行が渋く光ってます。THE BROTHERS JOHNSON WITH TOTOとクレジットしても良さそうなほどです。この曲聴けただけでも買って良かった~。

もちろん、1曲目の「THE REAL THING」3曲目の「SUNLIGHT」8曲目「DO IT FOR LOVE」なんてのもかなりキデす。よくもまあこんな名盤が廃盤になってしまっていたものだと。

WINNERS / THE BROTHERS JOHNSON
LOUIS JOHNSON(b,g,keys,vo)GEORGE JOHNSON(g,vo)JEFF PORCARO/JOHN ROBINSON/GERALD BROWN(ds)STEVE LUKATHER(g)DAVID PAICH/STEVE PORCARO/GREG PHILLINGANES/JEFF LORBER/ANNE HERRING(keys)PAULINHO DA COSTA(perc)VALERIE JOHNSON/RICKY HEATH/DAY ASKEY BRUKE/LYNN DAVIS/YOLANDA SMITH(vo)JERRY HEY(tp)

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