TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

ドラムサウンドの変化

2014-06-16 23:03:01 | J-FUSION
随分前からなんだけど、神保さんのドラムの音って、いつからかはわかんないけどなんだかえらい印象が変わってきてるな~と思っていた。
そんなこともあって、JIMSAKU時代の「CASIOPEA LIVE」を改めて聴いてみたのです。

当時のドラムの音って、その時代の流行りでもあったんだろうけど、ハイハットはバランスが小さくて歯切れよく、スネアの音は生音からはだいぶ加工されていて、アタック音が強調されたちょっとリアルな音とは違う作られた雰囲気。タムの音は粒が揃っていて軽い感じだったのです。
で、最近の音を聴いてみると、ハイハットはかなりルーズな音で、しかもうるさいくらいにバランスも大きく、叩いてなくても踏んでる音だけでしょっちゅうシャカシャカ鳴っている。スネアはスネアでゴーストノーツの音がまた結構ジャラジャラと鳴りっぱなし。ゴーストがゴーストじゃなくなってる感じですね。タム叩いていてもスナッピーの鳴りが入りこんじゃっているのかな。その意味ではかなりリアルでライブな音になっているのです。ハイハットのルーズで大きな音とスナッピーのジャラジャラ感、さらに決定的に昔よりドラムがバランス的に強調されているのがあいまって、なんだか落ち着きのない、こういってはなんですが、正直汚い音になってしまっているのではないか、という結論に至ったのです。

でもこれって実は本当の、リアルなドラムサウンドなんですよね。80年代の機械的に作られていたドラムの音が90年代のドンカマ全盛のドラマー不遇の時期を経て、21世紀に至ってリアルな、ヒューマンな本来のドラムの音に回帰してきた、というのが神保さんのドラムサウンドの変化に表れているのではないか、と思った次第なのです。

今日の通勤音楽
CASIOPEA LIVE / CASIOPEA
JIMBO DE COVER 3 / 神保彰
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AMANOGAWA

2014-06-15 22:50:17 | その他の音楽
こないだ行ったMARLENEのライブ、「ONE FOR THE ROAD, TWO FOR THE SHOW」。
予期せぬ収穫だったのが、ゲストで登場したSKOOP ON SOMEBODYのTAKEが名刺代わりに歌った代表曲「AMANOGAWA」。
もちろん原曲を知っていたわけではなく、同じような方も多いでしょう、初めてこの曲を聴いたのは佐藤竹善が「CORNERSTONE2」に収録したカバーバージョンだったのです。実にいい曲です。歌詞もまた胸に突き刺さる、切ない物語。
実はその佐藤竹善バージョンを聴いたとき持った感想・・・このカバーバージョンでもS.O.S.の面々が参加していて、後半はTAKEと競演しているのですが、正直佐藤竹善のボーカルはTAKEのボーカルの前では霞んでしまってましたね。TAKEの情感豊かでメリハリの効いた奥深いボーカルの前では、竹善のボーカルはいかにも単調で平べったい。もちろんボーカルスタイルの違いはあるんだけれども、声量の違いはいかんともしがたく、決定的な差異がそこにあったのです。本当に上手いボーカルってこういうものなんだな~という目から鱗の1曲だったんですね。
そんな素晴らしい歌声を生で聴けたのは嬉しかった。思わず一緒に歌ってしまったのです。
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全くそのとおり

2014-06-13 23:51:39 | Weblog
昨日、こんな記事が。

「<寝台特急>国内最長列車 廃止のお寒い舞台裏」

鉄道って社会的なインフラなんです。
採算、営利が全てであってはならない、その責任がJRにはあります。
そもそも株式公開とかして、パブリックカンパニーになる必要があったんだろうか。
件の北海道の問題もそうだけど、なんだか営利を求める企業であることを理由に、料金ぼったくれてもうかる新幹線や、金持ちしか利用できないような豪華列車、とにかく人を荷物扱いした大量輸送の通勤電車の対応とかはやるけど、安価で安全な庶民の移動手段である本来の鉄道という社会的責任というものが資本の論理に完全に負けてしまっている。
それじゃ国鉄時代はその責任をしっかり全うしていたかどうかについては、それはそれでいろいろ問題あったとは思うだけに過去に戻ればよいというものではないけど、日本全国の鉄道を取り仕切ることができるJRには、時代の変化にアップデートされた国鉄的な、国の財産としての鉄道会社としての使命は忘れちゃならないと思うんですけどね。残念な傾向であり、でも改善されることはないんだろうな。

今日の通勤音楽
LEON WARE / LEON WARE
LIVE OF LIFE / 是方博邦
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なげ

2014-06-12 00:48:42 | Weblog
北海道新幹線の終着駅名「新函館北斗」に決まったそうで。なげぇ。
利用者の利便性よりも地元のエゴが勝るという典型的な駅名になってしまいましたな。

今日の通勤音楽
I KEEP COMIN' / KALEB JAMES
GRACE UNDER PRESSURE TOUR LIVE / RUSH
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今宵はBLUENOTE

2014-06-11 01:26:37 | J-FUSION
5年振りのBLUENOTEでした。行き方忘れてましたわ。
2月に引き続き再びMARLENEのライブ。
SKOOP ON SOMEBODYのTAKEさんに加えて飛び入りでTOKUさんも。
なんともゴージャスなライブだったのです・・・。

MARLENE “ONE FOR THE ROAD, TWO FOR THE SHOW”
MARLENE/TAKE/FIRE LILY MARU(vo)MAKOTO KURIYA(keys)MASA KOHAMA(g)KENJI HINO(b)SHIN TAKADA(ds)TOKU(tp)

今日の通勤音楽 今日ももちろん
MARLENE SINGS DONNA SUMMER / MARLENE
THE ROAD OF LIFE / SHOGUN
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PSP再び?

2014-06-09 22:52:45 | J-FUSION
ということで川口千里チャンのニューアルバム、「BUENA VISTA」を聴いております。
1曲目のシンセの音がう~んなのはともかくとして、前作に続きフュージョン系のいろんなスタイルごった煮のアルバム。こういう多彩な音楽表現を1枚にアルバムの中にひとまとめにして表現してくれるアーティストって数少ないですからね、それだけでも聴き応えのあるアルバムなのです。

その中でもやっぱり個人的に注目は3曲目「THE PHOENIX」。前にも書きましたがこの曲はPHILIPPE SAISSEとPINO PALLADINOとの共演、すなわちSIMON PHILLIPSの代わりにSENRI KAWAGUCHIが参加した新生PSPと言えるのではないかと・・・なんて思ってたら、なんだかその通りの雰囲気たっぷりな曲に仕上がっていましたね。もちろんSIMONとはスタイルが違うドラマーだしタムの音の深みも違いますから、全くおんなじ、ということではないけれど、今後のひとつの可能性を示しているような気がしてならないのです。

BUENA VISTA / 川口千里
SENRI KAWAGUCHI(ds) GEORGE NISHIGOMI(keys,perc)MICHAEL THOMPSON/KAY-TA MATSUNO(g) BRIAN BROMBERG/JAMES GENUS/PINO PALLADINO/JOHN PENA/DARRYL WILLIAMS/SHINGO TANAKA/TETSUO SAKURAI/YUKI HAYASHI(b) JUN ABE/ULI PAHLKE/ JONATHAN FRITZEN/PHILIPPE SAISSE/GREG MANNING(keys) LUIS CONTE/ JORGE VILLANUEVA(perc) KOH MR.SAXMAN/GUSTAVO ANACLETO(sax) CHRIS TEDESCO/DORIAN SAISSE(tp) LISA DONDLINGER/GIOVANNA M CLAYTONT(strings) ANNEKEI(vo)

今日の通勤音楽
PROTOCOL II / SIMON PHILLIPS
BUENA VISTA / 川口千里
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またドラマにハマる

2014-06-08 23:38:21 | Weblog
さっきまでTV朝日の「みをつくし料理帖」を見ておりました。
たまたま先週の土曜日の昼間につけたテレビで前作が放送されていて、思わず見入ってしまったのがきっかけ。特別何かに感動した、ということもないんだけれども、江戸時代の女調理人が修行を積んで、次から次へと襲いかかる筋の通らぬ災難に堪えながらも克服していく姿に同情しつつ、やはりそこはドラマ、最後にはそれなりのハッピーな結末が待っているのがわかっているし、それがかちょっと幸せな気分を運んでくれる。それが明日への活力につながるのかな。それに時代劇だけに妙なリアリティもなく、ドラマに徹しているのもやたらと突っ込みたくなる気分にもならないから気持いいですね。そんなところが安心して見てしまうところなんでしょう。
これが連続ドラマだったりすると、後味悪いのが1週間続いて、さらにまた、みたいなことにもなりかねませんが、単発ドラマだとそこで完結してくれるからあぁ面白かった、で終われる。
なかなかテレビドラマなんて見る時間はあまりないけれど、たまには見るのもいいものだと改めて感じるのです。
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迷惑千万

2014-06-06 23:25:17 | Weblog
新しいPCへの移行もほぼ終わり、落ち着いてきたこの頃ではありますが…新しいPCにありがちな問題、今まで普通に使っていたユーティリティーソフトがないもんだから、新たにダウンロードしてインストールしたんですよ。そしたら...

Hao123とかいう失礼な輩にブラウザを乗っ取られました。
ブラウザを立ち上げた際にはyahooが表示される設定にしていたのに、そのソフトをインストールした直後からブラウザを立ち上げるとこのhaoとかいう画面が立ち上がってしまうようになってしまったのです。インターネットオプションでyahooに設定しなおしても、新規ブラウザを立ち上げるとhaoに戻ってしまっている。このhaoとやらが使えるものか否かは別として、とにかく自分の意思に反して勝手に設定を変えられるというのはほとほと迷惑な話。こやつは何も聞かずに設定を勝手に変えよって、ブラウザを立ち上げたときにもたらすショックと脱力感は極めて悪質なんだけど、なんだかんだ言って、普通に使われるポピュラーな無料ソフトであっても必ずと言っていいほど一緒にダウンロードしますか?とか設定を変えますか?とかバーターで言ってくる。もう当たり前の存在になったYOUTUBEにしても警告!システムが不安定になってます!とかいう詐欺広告が堂々と出てくるし・・・。インターネットの世界ってまともなビジネスですら半分押し売り、むしろ無法者こそが堂々と闊歩している世界。

改めて善と悪、表と裏、本音と建前が何の躊躇もなく普通に同居しているこの世界ってホント子供のためにはならんよな。こういうの見てるとやっていいことと悪いことの区別がつかない犯罪者予備軍が増えてくるのも仕方ないのかもね。結局ネットを使わされている人間が何を言っても負け犬の遠吠えなのかもしれんが、ホントなんとかならんもんだろうか。

今日の通勤音楽
TAKING A COLD LOOK / I-TEN
KRUSH / NIACIN
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そっくり

2014-06-05 22:58:14 | J-FUSION
以上

今日の通勤音楽
LIVE AT LAST WALTZ / 関谷友貴
CHOCOLATE BOOSTER / KIYO*SEN
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同じ意見

2014-06-03 23:19:39 | TOTO&FUSION
今日の日経新聞の夕刊に上原ひろみのインタビューが載っていました。
昨日書いたSIMON PHILLIPSと同じようなこと言ってますね。
安定を求めないこと、限界まで毎日やること...。リスクを負うのが楽しいとか。
なんか人生にもつながる深いお言葉でございます。
この探究心こそがこのトリオが開拓しようとする世界なんですね。

それにしても16分の27拍子って・・・どないやねん。

今日の通勤音楽
21 AT 33 / ELTON JOHN
THE SOUNDGRAPHY / CASIOPEA
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