随分前からなんだけど、神保さんのドラムの音って、いつからかはわかんないけどなんだかえらい印象が変わってきてるな~と思っていた。
そんなこともあって、JIMSAKU時代の「CASIOPEA LIVE」を改めて聴いてみたのです。
当時のドラムの音って、その時代の流行りでもあったんだろうけど、ハイハットはバランスが小さくて歯切れよく、スネアの音は生音からはだいぶ加工されていて、アタック音が強調されたちょっとリアルな音とは違う作られた雰囲気。タムの音は粒が揃っていて軽い感じだったのです。
で、最近の音を聴いてみると、ハイハットはかなりルーズな音で、しかもうるさいくらいにバランスも大きく、叩いてなくても踏んでる音だけでしょっちゅうシャカシャカ鳴っている。スネアはスネアでゴーストノーツの音がまた結構ジャラジャラと鳴りっぱなし。ゴーストがゴーストじゃなくなってる感じですね。タム叩いていてもスナッピーの鳴りが入りこんじゃっているのかな。その意味ではかなりリアルでライブな音になっているのです。ハイハットのルーズで大きな音とスナッピーのジャラジャラ感、さらに決定的に昔よりドラムがバランス的に強調されているのがあいまって、なんだか落ち着きのない、こういってはなんですが、正直汚い音になってしまっているのではないか、という結論に至ったのです。
でもこれって実は本当の、リアルなドラムサウンドなんですよね。80年代の機械的に作られていたドラムの音が90年代のドンカマ全盛のドラマー不遇の時期を経て、21世紀に至ってリアルな、ヒューマンな本来のドラムの音に回帰してきた、というのが神保さんのドラムサウンドの変化に表れているのではないか、と思った次第なのです。
今日の通勤音楽
CASIOPEA LIVE / CASIOPEA
JIMBO DE COVER 3 / 神保彰
そんなこともあって、JIMSAKU時代の「CASIOPEA LIVE」を改めて聴いてみたのです。
当時のドラムの音って、その時代の流行りでもあったんだろうけど、ハイハットはバランスが小さくて歯切れよく、スネアの音は生音からはだいぶ加工されていて、アタック音が強調されたちょっとリアルな音とは違う作られた雰囲気。タムの音は粒が揃っていて軽い感じだったのです。
で、最近の音を聴いてみると、ハイハットはかなりルーズな音で、しかもうるさいくらいにバランスも大きく、叩いてなくても踏んでる音だけでしょっちゅうシャカシャカ鳴っている。スネアはスネアでゴーストノーツの音がまた結構ジャラジャラと鳴りっぱなし。ゴーストがゴーストじゃなくなってる感じですね。タム叩いていてもスナッピーの鳴りが入りこんじゃっているのかな。その意味ではかなりリアルでライブな音になっているのです。ハイハットのルーズで大きな音とスナッピーのジャラジャラ感、さらに決定的に昔よりドラムがバランス的に強調されているのがあいまって、なんだか落ち着きのない、こういってはなんですが、正直汚い音になってしまっているのではないか、という結論に至ったのです。
でもこれって実は本当の、リアルなドラムサウンドなんですよね。80年代の機械的に作られていたドラムの音が90年代のドンカマ全盛のドラマー不遇の時期を経て、21世紀に至ってリアルな、ヒューマンな本来のドラムの音に回帰してきた、というのが神保さんのドラムサウンドの変化に表れているのではないか、と思った次第なのです。
今日の通勤音楽
CASIOPEA LIVE / CASIOPEA
JIMBO DE COVER 3 / 神保彰