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雪山の締めは西穂独標

2021-03-12 21:03:33 | お山歩き
一昨日の西穂独標行きの日記。


先週の野伏ヶ岳は天気に恵まれ気分のイイ山歩きとなった。
そして気候もより暖かくなりコンディションの良い雪山シーズンも終わりを迎えそうなそんな感じになってきた。
なので、先週の山行きの気分を絶やさないうちに「今シーズン最後にもう一発行っておこう」ということでここ3年毎年行っている西穂独標行きを決める。
しかし休みは連休ではなく単発、日帰りの強行軍である。
当日は3時に目覚ましをかけ15分後には家を出発、いつものルートで現地へ。


(左)道中は一切寄り道をせず、そしてクルマから降りることなく7時30分頃新穂高着。
少し早く着いたので足湯を覗いてみた。
(中)駐車場にはその時の天気は曇りでちょっと残念な天気、予報は晴れだったので回復を期待して駐車場で20分程仮眠をして朝一番のロープウェイに備えた。
(右)ロープウェイは岐阜県に出ていたコロナの緊急事態宣言で2月いっぱい営業休止になって3月から再開したばかり。
2月に山行きを計画していた人たちが3月になってどっと押し寄せるなんてことも考えていたけど、それは外れだったみたいで人はまばら。
そしてなんと言ってもインバウンドの観光客が皆無なだけにロープウェイ内が混雑することはなかった。
個人的にはこれで良いと思う。
ゴンドラ内ではもちろんマスク必須で、モノには触らない。


(左)直近に雪が降るような天気がなかったので木に雪が付くような光景は見れないかと思いきや、ロープウェイ内からは霧氷の付いた木々が見れた。
(右)上に上がると天気が良くなってきたが、笠ヶ岳には雲がかかっている。


(左)ロープウェイを下りたらツボ足で行けるとこまで行こうかと思ってたが、新雪があるわけでもなく雪面も硬くなっていたのですぐにクランポンを装着。
(右)天気は回復傾向、樹林帯は風もなく歩きやすい。


ドーンと西穂が見えた!


昨年はラッセルしてたが今年はそんなことなくサクサク歩けた。


西穂山荘着。
ここでザックおろしてパンをかじりお茶飲んで、風対策にビーニーとグローブを厚手のものに替える。


西穂山荘とその向こうに見えるのは焼岳。
乗鞍は雲の中。


今回思ったのは、意外に雪が少ない。
積雪も浅く、地面や松が出ている割合が多い。


ガスがかかっていた笠ヶ岳方面もそれが切れつつある。
ここでポールからアックスに持ち替えた。


やっぱり地面が出ている割合多い。


こちら上高地と大正池方面。


高度を上げていく。
焼岳は見えるが、乗鞍は相変わらず雲の中。

この日は比較的気温は高いようで雪面はカチコチでなく固めのシャーベット状。
クランポンの爪もザラっと引っかかり、刺さるという感じではない。
こんな具合だから雪解けが一気に進んでるのかな?


独標の標柱を確認。
青空比率がドンドン高く!


独標前の高台より。
やっぱり雪少ない。


到着。
同じロープウェイで来た人の中で3番手。
独標直下も雪は緩んでてクランポンの爪がズルっと滑ることもあって昨年とはまた違った緊張感があってやっぱり怖かった。


(左)スント5での記録。
出ている標高2706MはGPS計測の数値、標柱との差は5M。気圧式より誤差は少なめと思っていいのだろうか?
(右)登ってきた斜面、急な斜面の下は見えない。
眼下には河童橋を含む上高地が見える。


こちら西穂。
ガスも切れ青い空にその頂がすぐそこに見えた。
しかしすぐそこといっても険しい、とても行ける気がしないので今回もここまで。
そしてここからの景色を眺めてたら続々と人が上がってくる。
といっても一番多い時で8名でしたが。


笠ヶ岳もガスが切れスッキリ見えた。


登山者皆立ち止まって景色眺める。


独標を背に記念撮影。


焼岳と乗鞍を見ながら下山。

イイ天気に恵まれイイ山行き。
まだ続く。

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