連休2日目は天気が回復するとの予報、これは山へ行かねばなるまい。
で、どこに行くか考える。
候補は伊吹山と荒島岳が上がり、せっかくの連休なので遠い方の荒島岳をチョイス。
目覚ましを4時にセットし4時20分発で現地を目指す。

(左)大野市街に入る前だっけな、脇の田圃と思われる一面の雪野原に靄のようなものがかかり実に幻想的だった。
三脚を立てこの時間から写真を撮っている人もいて私もクルマ止めて撮ろうかと思ったが、面倒だったので車内から撮るにとどめる。
(右)夜明け前の青い空に荒島岳が見えた。
天気は良い模様!こりゃ楽しみ!テンション上がる!
しかし、ここまで眠たくって眠たくってもうヤバかった(汗)

(左)勝原スキー場跡駐車場にクルマを入れようと思ったら除雪されておらず行きすぎてしまった(写真はクルマを入れた後に撮りました)。
クルマが入っていないということは私が本日一番乗り!
(中)ご覧の通り駐車場は一面の雪。
そして私が一番乗り、他の登山者が絶対いると思っていたので予想が外れた。
しかし駐車場で積雪しているということは山も当然積雪しているということ、ちょっとイヤな予感。
(右)その駐車場の気温は7時で-5度!
寒い!!

(左)クルマのフロントマスクに付いた水が凍っている、雪がつくことはよくあることだが氷がつくのは初めて見た。
昨年からか一人で出歩くときは専ら軽自動車を使うようになった、一人ならばこれで十分。
高速も安いし燃費も良いし(今回はメーター読みで22.5km/Lを表示)、小回り効くし駐車スペースで気を使うこともない。
(中)さ、ぱっぱと準備して出発しましょう、7時15分クライムオン。
今日のウェアは汗抜け性を優先しまたもやソフトシェル。
気温も低いのでビーニーは中厚のものをチョイス。
(右)行けるところまで身軽なツボ足で・・・と思って歩き出したがたった5歩歩いただけで膝下まで埋まりだしたので早々にスノーシュー装着。
予想では、雪が締まってカチカチに凍っているだろうということでクランポンがメインになると思っていたのに初っ端から覆されてしまった。
そしてここでコレだと、進むのに時間がかかることを覚悟。

(左)いつも通りスキー場跡を登っていく。
周りの山々も真っ白、昨晩にも雪が降っていた模様。
(右)まっさらな雪面に私の足跡を残しながら高度を上げていく。
これぞスノーシューの醍醐味!

(左)先に見える斜面もまっさらの雪面!
(右)所々に先客の足跡が。

(左)霧氷の森を抜ける。
(右)荒島岳と言えばお馴染みのトトロの木。

霧氷の森がスバラシイ
しかしだ、スバラシイとか気持ち良い雪山歩きというのも長くは続かなかった。

しゃくなげ平への直登斜面前からおっそろしい強さの風が吹きつけ、積もった雪を巻き上げ襲ってくる。
写真の靄がかかっているように見えるのは巻き上げられた雪で横殴りに体に当たる。
温度計を見てみると-8度表示、そしてこの猛烈な風、メッチャクチャ寒い!
風に煽られフラフラするし、雪の粒が顔に当たり痛いので木の陰で弱くなるのを待つ有様。
しかし全然弱くならない、それどころか巻き上げられた雪がフリースのグローブに付着し風が当たる面が見事に真っ白になってる。
またカメラバッグのジッパーが僅かに開いててその隙間から内部に雪が入っているのに気づき焦る、PENが雪まみれ。
あわててジッパーをしっかり閉め、グローブを交換・・・風が強すぎてザックを降ろしているどころでない、我慢。
しかし早めにグローブ替えないと雪が体温で溶けて水になり冷えが来る、この風で濡れるのは辛い、早めに替えたい。
待っていて止むような風はないことはわかっているので、とりあえずしゃくなげ平まで上がり、その途中ででも風を避けられる場所があればそこへ逃げ込もうと歩き出す。

写真では風の強さ感がわからないのが残念。
ゴーゴー音を立てながら左から右へと流れていく。
しゃくなげ平着。

これまた風が凄まじい。
風を避ける場所などない。
ただただフードを被り襟を立てその巻き上がる雪を見るばかり。

そして山頂付近を見る(写真は別角度から撮ったものでルートや山頂は見えない)。
風の音は相変わらず凄まじく、木がない稜線には雪煙が巻き上がっているのが見てとれる。
もちが壁など斜度がきつくなるところをこの風はちょっと危ない。
ヤメよう。
下山。
撤退。
風が止むポイントまで一気に下りた。

風がなければ美しい景色を堪能するばかり。

白山

霧氷の森

ただただキレイ、非日常

(左)時間が余りまくったのでウロウロ。
(右)ここまで来るとあの風はなんだったんだ?もう止んでるんじゃないのか?もうすこしあの場所で我慢して待っておけばよかったんじゃないのか?と思えてくるほどに風なく平和で暖か。
11時20分下山。
今日は山に入る人少な目、2人の登山者と山スキーヤー1人だった。

クルマに乗って荒島岳が見えるところでその山容を写真に収める。
下から見る限り風が強いとは思えない、でも山の真上には雲が。

達成感も充実感もないまま帰り道に大野市街の道の駅らしきところに寄り道。
よく見たらお城もあったので上ってみようかなと思ったけど、面倒になってヤメ。
そして温泉に寄ることもなくそのまま帰った。
天気が良いのを活かせずヒッジョーに残念無念。
そんな山行き。
で、どこに行くか考える。
候補は伊吹山と荒島岳が上がり、せっかくの連休なので遠い方の荒島岳をチョイス。
目覚ましを4時にセットし4時20分発で現地を目指す。


(左)大野市街に入る前だっけな、脇の田圃と思われる一面の雪野原に靄のようなものがかかり実に幻想的だった。
三脚を立てこの時間から写真を撮っている人もいて私もクルマ止めて撮ろうかと思ったが、面倒だったので車内から撮るにとどめる。
(右)夜明け前の青い空に荒島岳が見えた。
天気は良い模様!こりゃ楽しみ!テンション上がる!
しかし、ここまで眠たくって眠たくってもうヤバかった(汗)



(左)勝原スキー場跡駐車場にクルマを入れようと思ったら除雪されておらず行きすぎてしまった(写真はクルマを入れた後に撮りました)。
クルマが入っていないということは私が本日一番乗り!
(中)ご覧の通り駐車場は一面の雪。
そして私が一番乗り、他の登山者が絶対いると思っていたので予想が外れた。
しかし駐車場で積雪しているということは山も当然積雪しているということ、ちょっとイヤな予感。
(右)その駐車場の気温は7時で-5度!
寒い!!



(左)クルマのフロントマスクに付いた水が凍っている、雪がつくことはよくあることだが氷がつくのは初めて見た。
昨年からか一人で出歩くときは専ら軽自動車を使うようになった、一人ならばこれで十分。
高速も安いし燃費も良いし(今回はメーター読みで22.5km/Lを表示)、小回り効くし駐車スペースで気を使うこともない。
(中)さ、ぱっぱと準備して出発しましょう、7時15分クライムオン。
今日のウェアは汗抜け性を優先しまたもやソフトシェル。
気温も低いのでビーニーは中厚のものをチョイス。
(右)行けるところまで身軽なツボ足で・・・と思って歩き出したがたった5歩歩いただけで膝下まで埋まりだしたので早々にスノーシュー装着。
予想では、雪が締まってカチカチに凍っているだろうということでクランポンがメインになると思っていたのに初っ端から覆されてしまった。
そしてここでコレだと、進むのに時間がかかることを覚悟。


(左)いつも通りスキー場跡を登っていく。
周りの山々も真っ白、昨晩にも雪が降っていた模様。
(右)まっさらな雪面に私の足跡を残しながら高度を上げていく。
これぞスノーシューの醍醐味!


(左)先に見える斜面もまっさらの雪面!
(右)所々に先客の足跡が。


(左)霧氷の森を抜ける。
(右)荒島岳と言えばお馴染みのトトロの木。

霧氷の森がスバラシイ
しかしだ、スバラシイとか気持ち良い雪山歩きというのも長くは続かなかった。

しゃくなげ平への直登斜面前からおっそろしい強さの風が吹きつけ、積もった雪を巻き上げ襲ってくる。
写真の靄がかかっているように見えるのは巻き上げられた雪で横殴りに体に当たる。
温度計を見てみると-8度表示、そしてこの猛烈な風、メッチャクチャ寒い!
風に煽られフラフラするし、雪の粒が顔に当たり痛いので木の陰で弱くなるのを待つ有様。
しかし全然弱くならない、それどころか巻き上げられた雪がフリースのグローブに付着し風が当たる面が見事に真っ白になってる。
またカメラバッグのジッパーが僅かに開いててその隙間から内部に雪が入っているのに気づき焦る、PENが雪まみれ。
あわててジッパーをしっかり閉め、グローブを交換・・・風が強すぎてザックを降ろしているどころでない、我慢。
しかし早めにグローブ替えないと雪が体温で溶けて水になり冷えが来る、この風で濡れるのは辛い、早めに替えたい。
待っていて止むような風はないことはわかっているので、とりあえずしゃくなげ平まで上がり、その途中ででも風を避けられる場所があればそこへ逃げ込もうと歩き出す。

写真では風の強さ感がわからないのが残念。
ゴーゴー音を立てながら左から右へと流れていく。
しゃくなげ平着。


これまた風が凄まじい。
風を避ける場所などない。
ただただフードを被り襟を立てその巻き上がる雪を見るばかり。

そして山頂付近を見る(写真は別角度から撮ったものでルートや山頂は見えない)。
風の音は相変わらず凄まじく、木がない稜線には雪煙が巻き上がっているのが見てとれる。
もちが壁など斜度がきつくなるところをこの風はちょっと危ない。
ヤメよう。
下山。
撤退。
風が止むポイントまで一気に下りた。

風がなければ美しい景色を堪能するばかり。

白山

霧氷の森

ただただキレイ、非日常


(左)時間が余りまくったのでウロウロ。
(右)ここまで来るとあの風はなんだったんだ?もう止んでるんじゃないのか?もうすこしあの場所で我慢して待っておけばよかったんじゃないのか?と思えてくるほどに風なく平和で暖か。
11時20分下山。
今日は山に入る人少な目、2人の登山者と山スキーヤー1人だった。

クルマに乗って荒島岳が見えるところでその山容を写真に収める。
下から見る限り風が強いとは思えない、でも山の真上には雲が。


達成感も充実感もないまま帰り道に大野市街の道の駅らしきところに寄り道。
よく見たらお城もあったので上ってみようかなと思ったけど、面倒になってヤメ。
そして温泉に寄ることもなくそのまま帰った。
天気が良いのを活かせずヒッジョーに残念無念。
そんな山行き。
写真からもなんとな~く雰囲気伝わりますが、青空なのでやっぱり伝わりずらいです(笑)
とても不思議な感じ。
けど、ほんまにスゴイ風だったのよ。
あの場所であの風だと稜線に出ればそれは凄まじいはず。
風で諦めたの初めてかも。