インテリジェント ワークス

子供達との泣き笑い

大いなる一歩

2016年11月11日 | 歴史

この日の練習は、珍しくコーメイパパが来てくれました。

 
早速、手の回らない1年生トリオを見て貰います。

久し振りのコーメイパパの指導は、正しい捕球姿勢から。

 
まるで歌舞伎役者のようなゼンの捕球姿勢。

凛々しくも素晴らしい姿勢なのですが、捕球姿勢とはちょっと違うような。

 
そこまで悪戦苦闘するか?

シュウヤの捕球姿勢。

 
上手く捕ったように見えるリオですが。

手と手の間に足があって、捕り辛くないのか?

 
もう一度、正しい捕球姿勢のおさらい。

う~む・・・ 何かパーツを家に忘れて来たか?

 
だからね。

リオは既に手が足の外側に出ちゃってるでしょ。

 
さて、こちらは十把一絡げの上級生クラス。

前々回より始まった、ショートバウンドへの寄りを繰り返します。
単純なゴロの捕球と異なって、バウンドで飛んで来るボールは捕れる場所が限られます。
最も捕り易い場所に、どれだけ素早く入れるかが勝負の捕球。

この練習は見ていて解り易く、本当に楽しいですよ。
お母さん達が見ていれば、練習後の駆けっこよりも一喜一憂が聞こえて来そうです。

 
突っ込むハーくん。

がっ! 一瞬の遅れでボールは後ろに。
勝負できる場所は1か所のみ。
そこへ行くには0.01秒が勝敗を分けます。

 
ギリギリショートバウンドを掬いあげるケイくん。

出足と瞬発力が勝負のこのプレー。
内野手にとって、最も重要なプレーなのです。

 
思い切り突っ込むライダー。

果たしてボールの行方は?

捕れたにしても捕れなかったにしても、素晴らしい姿勢で捕球に行ってますね。
それまではビビッて顔が逃げていたのに、ここでは顔がボールに一番近い所に行ってるでしょ?
それだけでは無くて、上半身が完全にボールに覆いかぶさります。
足を使って、この姿勢を作れるようになる事が、野手にとって最も大きなハードルなんですよ。

 
コーメイもダッシュ。

だけど、このダッシュじゃ間に合わないね。
0.01秒の勝負なんだってば。

 
サラはここでも優等生。

厳しさを感じないサラのプレーですが。
何故か他の塾生達より安定感があります。
その理由はただひとつ。
写真からでも解るように、完全にグローブにボールが納まるまでしっかりとボールを見てるんですね。

 
勝負しているようで勝負してないキャプテンアリエール。

実はこれも有りなんです。
基本をすっ飛ばして、かなりの高等テクニックなんですが、アリエールはハーフバウンドの処理が上手いんですね。
ハーフバウンドとはバウンドしたボールが上がって来る状態を指すのですが、最も捕球がし辛く普通の野手ならそこで捕る事を嫌います。
けれども写真でも解るように、アリエールは最初からハーフバウンドを捕球しに行ってるんです。

これ、簡単なようでいて、実は最も難しいプレーなんですよ。
アリエールが毎回普通に捕るから決して難しく見えないのですが、実は野球経験者でも簡単には捕れません。

 
この練習が大好きなキズナ。

捕れた瞬間の達成感と爽快感にハマってます。
がっ!
きちんと正面で勝負してません。

 
何事も無かったようにボールとすれ違うハーくん。

通りすがりか?

 
キズナの欠点がよく見える1枚。

真横で捕球は勝負してるとは言いません。
単なる一か八か?

 
上半身でボールを抑え込むユーダイ。

珍しくユーダイが褒められます。
両脇を締めて、上半身を被せて、絶対にボールを後ろに逸らさない姿勢が出てますね。
ショートバウンドで勝負して、グローブにボールが入らなかったとしても、上半身で抑え込む事が出来る理想の捕球姿勢です。

凄いじゃんユーダイ。
後は爪先が開いているのを直すだけだね。
あと、肘の使い方をちょっと直して。
腕の振りを高い所から出すようにして。
親戚のおばさんに、塾長にもっと優しくしろと言うだけ。

 
えんやこら。

ギリギリで間に合わない水ようかん。
ここの所、少し重たくなったか?

プレーにキレが無くなって来たぞ。

 
ナイスキャッチ!

出足と瞬発力勝負なら、平成塾で1,2を争うケイくん。
見事なキャッチングを披露します。



ところで、12日の練習はまたまた指導陣がおりません。
今回は桑田コーチもいないので、写真を撮るカメラマンもおりません。

手伝いに来てくれる卒部生を募集すると同時に。
写真を撮ってくれるお母さんを募集します。

是非、子供達の躍動する姿を一緒に体験してみて下さい。