突然寒くなった日本列島。
昨日までは30度近い東京地方でしたが、いきなり今日から最高気温が15度です。
まるで塾生達の成績のような急転直下。
皆様、健康には充分ご注意下さい。
さて、まだ温かかった先日の平成塾。
この日、参加できるコーチは塾長と桑田コーチのみ。
なので練習メニューもいつもと違う物になりました。
練習開始前にグラブトスをやらせてみます。
出来そうで出来ないグラブトス。
簡単そうですが、思ってる場所に思ってる速さで投げられません。
俄かにグラブトス大会となりました。
そんなちょっとの練習時間で、簡単に出来るようになるなら、誰も苦労せんわっ!
時間ぴったり、練習開始。
早朝のグラウンドにこだまする塾生達の掛け声。
ほんと、野球さえやらなければ上手そうに見えるんだけどねぇ。
あれほど苦手だったストレッチも、だんだんと出来るようになって来ました。
これが出来ると、怪我が少なくなるだけで無く、捕ってから投げるのも早くなりますよ。
見て下さい、この穏やかな表情。
ついこの前までギャン泣きだったとは思えないでしょ?
つい先日まではこんな感じ?
そうそう、如何にも辛そうな顔をしてね・・・
身体中のたうちまわって、まるで踏まれたミミズみたいに・・・・
って、全然出来て無ぇじゃねえかっ!
次回、出来ない奴は2時間ストレッチに当てるからな。
この日、キャッチボールの前にボールを投げる仕組みを理解させます。
人間は150kmなんかじゃ移動できないのに、どうして150km以上のボールを投げる事ができるのか。
その時に、何が必要で、みんなは何が出来ていないのかを解説しました。
それが解れば、蹴る足のタイミングも解って来ます。
出来るようになるまでは時間がかかるだろうけど、意識して行えば出来るようになりますよ。
それを聞いた後の2年生の投球フォーム。
まだまだ蹴る足のタイミングが早いけど、随分と良い感じになって来ました。
こちらは快速球を投げるケイくん。
こうして見ると、まだまだ球が速くなりそうですね。
めちゃくちゃフォームが汚たなくなったライダー。
昆虫か?
身体も沈み込んで、全く体重移動ができません。
日頃全くボールを投げてないのか?
そして、この日のメインイベントはダブルプレー。
単純にベースの上にボールを投げるのでは無く、ボールを貰う側の待つ場所が鍵になります。
これはベースの上でボールを待つ、今までやって来たダブルプレー・・・もどき。
まず最初に、自分の利き手側にボールを投げる方法を教えます。
捕ってから何歩も歩くのでは無くて、一瞬で身体を入れ替えますよ。
そうそう、捕る動作と投げる動作は一連の中で。
捕りました。
投げました。
これではダブルプレーはおろか、一人のランナーも刺す事ができません。
こう言うボールの待ち方が、実は時間をかけてしまう原因なんです。
これって、小学生だけで無く、弱小の中学生チームでも見受けられますよね。
正しいボールの待つ場所を教えます。
そこで待ってからボールを貰うと、あら不思議。
今まで送球にかかっていた時間が、嘘のように早くなりますよ。
それが出来始めると、今度はボールの渡し方にも変化が出て来ました。
練習前に遊んでいたグラブトスを、今こそ発揮する時・・・なんだけど。
きちんとボールが上がって無いね。
この日は、細かい僅かな違いを中心に教えて行きましたよ。
そして夕方。
駆けっこ倶楽部2017、いよいよ開幕です。
今年の参加者は8名。
佐野公園で厳しいトレーニングの開始です。
一番最初は歩く練習から。
日頃適当に使っている足の、正しい使い方を教えます。
そして恒例の腿上げ。
どうしても最後は足踏みになっちゃう。
そうしたら、そこで止めてやり直し。
3セット終わるまで何回も続けますよ。
こちらは高速スキップ。
なんと佐野公園、50mを直線で取れる事が判りました。
ここを往復して100mのスキップをします。
スキップって、もっと楽しい物かと思ってました・・・
さあ、次回のブログで初回に計測した塾生達のタイムを発表します。
これが最終的に何秒になるかは、今後の塾生達しだい。