JR東海 青山センター発行 団体旅客乗車票

頂き物ですが、平成13年にJR東海青山センターで発行された、東京山手線内用の団体旅客乗車票です。


   


桃色JRC地紋のA型券で、名古屋印刷場で調製されたものと思われます。


JR東海は東海道新幹線が東京駅を起点にしている関係か、東京山手線内用の団体旅客乗車票の発行実績が多いようです。
この券が発券された平成13年頃になりますと、JR東日本は磁気券に移行済で硬券の乗車票は殆ど見かけなかったような気がします。


ちなみに、発行された「青山センター」というのがどこにあるのか、もしくは過去にあったのか、手がかりの無い発行箇所です。

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JR東日本 新幹線振替乗車票

平成28年3月に発生した、高崎線籠原駅の架線トラブルによって2日半に亘って高崎線の一部区間が運休となりましたため、JR東日本では当該区間に有効な定期券もしくは紙の乗車券を所持する旅客に対して、特定の区間について新幹線への振替乗車の措置を実施し、本庄早稲田駅および大宮・熊谷・高崎の各駅の新幹線乗換改札口で新幹線振替乗車票が発行されました。


   


大宮駅で発行された、新幹線振替乗車票です。白色無地紋の定期券サイズの千切り式券で、100枚づつ上部で綴られています。

発券に際しては、新幹線乗換改札口で有効な定期券もしくは紙の乗車券を確認して交付しており、振替乗車の規定に従って、Suica等のIC乗車券しか所持していない旅客には交付されません。


大宮駅では熊谷以遠ゆきの定期券もしくは乗車券を所持する旅客のみに交付しており、吹上駅等熊谷より手前の駅が着駅である定期券もしくは乗車券を所持する旅客には交付していませんでした。
この券を入手した日は高崎までの紙の乗車券を所持していましたが、振替乗車票を入手した後に帰路の混乱を避けるために旅行を見合わせましたために手元に残ったものです。

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JR東日本 東京駅発行 振替乗車票

入手した時期は失念いたしましたが、数年前に会社からの帰宅途中に人身事故が発生し、乗換駅である東京駅で交付された振替乗車票です。


   


白色無地紋のA型券で、常備軟券様式となっています。

拙ブログ2006年12月16日エントリーの「口東の振替乗車票に変化が!」に於いて御紹介いたしましたように途中で様式の変化こそありますが、基本的な様式は変わっていないようです。この振替乗車票に最近思うことがあります。


今では湘南新宿ラインや上野東京ライン等いろいろな路線が相互乗入れをしているため、どこかで運転トラブルが発生すると影響が大規模になってしょっちゅう電車が運転見合わせや遅延になりますが、振替乗車が実施されていても振替乗車票が発行されないのです。
以前、ターミナル駅では振替乗車票を求める大行列が見られたものですが、最近は振替乗車票は発行されず、JRの当該区間の定期券を振替先路線の有人改札に見せるだけで乗車できるようになっているのです。


JR東日本の首都圏エリアでは、振替乗車票は過去のものになっているような感じさえします。実際はどうなんでしょうね。

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JR東海ツアーズ ぷらっとこだま乗車票 ~その2

前回エントリーでJR東海ツアーズ窓口で引き取ったクーポン様式の乗車票を御紹介いたしましたが、ネット通販で購入すると、様式の違う乗車票が送られてきます。

最近その事実を知りましたので、敢えてネット通販で購入してみました。


   

   


通販で購入した乗車票です。上段が普通車用で下段がグリーン車用です。肌色のJR TOKAI TOURS地紋の券で、85mmの磁気券となっています。裏面は真っ黒の無地の磁気面となっています。新幹線の自動改札対応となっており、使用した感じは全くの乗車券です。


   


地紋部分を拡大して見ました。画像では見づらいかも知れませんが、マルス券用の券紙と同様にコピーガードの透かしが入っています。ただし、こちらは「JR TOURS」となっています。

様式や字体は全くマルスのものと同一であり、一見するマルス端末を使用して特殊な券紙に印字したもののように見えます。印字は赤茶色っぽい文字色から、感熱式と思われます。JR東日本のびゅうプラザの旅行端末で発券される乗車票とよく似ています。


JR東海ツアーズの通信販売部という部署が東京の京橋にあるようで、どうやらこの部署の端末が店舗の端末と異なっていることで双方の様式が異なっているものと考えられます。


しかし、そう考えますと新たな疑問が湧きます。それについては次回エントリーさせていただきます。

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JR東海ツアーズ ぷらっとこだま乗車票 ~その1

JR東海ツアーズはJR東海が7割・JTBが3割の株を保有するJR東海系列の旅行会社です。そのため、JR東海の駅構内に店舗を構えています。

同社では「ぷらっとこだまエコノミープラン」というこだま号の指定列車を利用した格安な旅行商品を発売しており、その効果が出ているのでしょう、東海道新幹線こだま号の指定席やグリーン車が満席でも、自由席はガラガラという事象が生じています。
これを私は勝手に「ぷらっと効果」と言っています。


   


JR東海の窓口で購入した、ぷらっとこだまの乗車票です。体裁は乗車券ではなく、色が薄くて大変見づらいですが、桃色および水色のJR TOKAI TOURS地紋のカードのようなクーポン券が使用されています。これは同社ホームページでも再三記載されているように乗車券ではなく、あくまでも旅行商品の乗車票であることに起因するのかと思われます。


   


裏面です。全くのクーポン券スタイルで、チケットぴあといったプレイガイドで渡されるようなものと良く似ています。


列車の変更や途中からの乗車や途中下車、自由席への変更等は一切できないという制約がありますが、東京~名古屋間の通常期で通常運賃より2,680円(約25%)、東京~新大阪間については3,750円(約27%)安くなるため、かなりの需要があります。

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JR東日本 東日本会社線乗車票

発行された時期が特定できませんが、北柏駅で発行された東日本会社線乗車票です。


   


A型無地紋の硬券で、東京印刷場にて調製されたものです。


この乗車票は東京メトロ千代田線が不通時、北千住~西日暮里間の定期券利用客をJR常磐線の北千住~日暮里間を迂回乗車する必要があるときに交付される乗車票で、綾瀬~日暮里間が乗車できるようになっています。

東京メトロ千代田線と相互乗り入れを行っているJR東日本常磐緩行線は、北千住~綾瀬間において運賃計算面で特殊な取扱いとなっています。

これは昭和46年4月20日に帝都高速度交通営団(=営団。現・東京メトロ)千代田線の当該区間が開業した際、常磐線における複々線化が完成したことで快速線と緩行線とが分離されましたが、当時、営団が綾瀬に車両基地を確保することと国鉄の建設費抑制の利害が一致したため、この区間を国鉄から営団へと移管されたことが発端となっています。快速線が綾瀬駅を通過してしまったことからが運賃計算や運行上など問題となっていますが、綾瀬駅に快速線ホームの敷地が確保できなかった事情により、このような状態が続けられています。


   


裏面の注意書きです。

少々印刷が薄めで見づらいですが、迂回(振替)乗車の際に発行される前提であるためか、混雑時には乗車制限がある旨が予め記載されています。また、千代田線が運転されれば迂回乗車の必要がなくなるため、この券は使用できない旨も記載されています。


面白いことに、一番下の行に「この乗車券」という記載があります。この券は「乗車票」であり、本来は「乗車券」ではないのですが、これは単なる記述ミスなのでしょうか?それとも、一般の利用客が分かりやすいよう、敢えて「乗車券」と記載されているのでしょうか?

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JR東日本 八丁堀駅発行 定期券購入乗車票

京葉線八丁堀駅で発行された、越中島駅までの定期券購入乗車票です。

 

   


桃色JRE地紋のA型券で、東京印刷場調製によるものです。


両駅は開業当初マルス端末を設備するみどりの窓口設置駅でしたが、平成19年に越中島駅のみどりの窓口が閉鎖され、指定券発売機による取扱に変更となってしまいました。

しかし、越中島駅は最寄に東京商船大学(現・東京海洋大学)があることから、新規通学定期の発売需要が多く、定期券購入のために隣駅の八丁堀駅まで出向く必要が出てきました。そのため、八丁堀駅では通学定期券を購入して越中島駅まで帰る旅客に対し、この乗車票を交付しました。


八丁堀駅も平成22年10月にみどりの窓口が閉鎖され、現在、この取り扱いは終了しています。

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JR北海道 夕張市福祉乗車券

平成11年8月に夕張市立総合病院で発行された、通院者(患者)用の福祉乗車券です。

 

   


桃色JR北地紋のD型券で、札幌印刷場で調製されたものではないかと思われますが、確証はありません。活字製版によるものではなく、東京印刷場の地図式券や門司印刷場の準常備券に見られたような一体型の版によって印刷されています。
硬券廃止後は大型軟券に様式が変更されているようですが、残念ながら実券は手許にありません。


発行駅名は新夕張駅となっていますが、実際には新夕張駅で乗客に発行されたものではありません。

 

   


裏面に発行箇所が書かれた丸型のデータ印が捺印されており、そこには夕張市立総合病院の名前があります。


この券は夕張市内の公立病院に通院する患者への交通費補助として病院で発行されていたもので、一般の旅客へ発行されるものではありません。「乗車券」という題字が印象的ですが、あくまでも発売されるものではなく交付されるものですので運賃の記載はなく、どちらかと言えば乗車票といった方が良いかも知れません。そのため、拙ブログではカテゴリーを「乗車票」とさせていただいております。


夕張市の福祉乗車券という性格から、夕張市民が夕張市内の公立病院へ通院することが前提であり、乗越(市外の駅まで行く)することはその趣旨に反するため、乗車できる区間は夕張市内の駅に限られています。区間外の駅へ乗越す場合には、打切り計算のうえ、別途区間外分の運賃を支払う必要があります。


夕張市立総合病院は明治時代に開設された夕張炭鉱病院の歴史を持つ病院で、炭鉱が閉鎖された昭和末期に夕張市が買収の上、市内唯一の市立総合病院として医療を継続していた病院です。しかし、御存じの通り夕張市は財政難に陥ってしまい、病院は民間の医療法人に移管され、現在は夕張医療センターとして継続されています。

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中央線高架化工事関連の振替乗車票

前回エントリーに引き続き、平成15年におこなわれた工事に関連する話題です。

 

   


当日、東小金井駅の改札で交付された振替乗車票です。


白色無地紋のA型常備軟券様式のものです。

当時のJR東日本の振替乗車票の様式に準じておりますが、通常の様式のものが「当日限り有効 」となっているのに対し、「発行当日限り有効」となっており、文言の並びも異なっております。そして一番目を引くのは、「15.9.27」という日付が予め印刷されているという点です。


おそらく当時、常備軟券の乗車券同様、今までに経験のない大規模な列車の運休および振替・代行輸送に備えるため、発行する手間をかけないように専用の振替乗車票までが作成されていたものと思われます。しかし、こちらもあまり必要なものではなかったようで、2回目の工事による運休以降、専用の振替乗車票の発行は行われていないようです。

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JR東日本 新幹線精算口乗車票

平成19年10月に上野駅新幹線乗換精算口で発行された乗車票です。


   


東京山手線内各駅ゆきのもので、千切り式の同社常備軟券と同じ体裁になっています。
JR東海のものと違う点として、こちらにはJR東日本発行である「□東」の記号がありません。


   


裏面です。

裏面には注意書きと券番が印刷されています。
これらの注意書きは硬券時代と常備軟券初期の券にはありませんでしたが、最近の券には印刷されているようです。JR東海の印発機券も、払戻しが出来ない旨の注意書きは券面に謳われています。


   


やはり東京都区内各駅ゆきのものもあります。


これら常備軟券タイプの乗車票がJR東日本側の東京駅にもあるのかどうか確認いたしておりませんが、私は見たことがありません。

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