東武鉄道 川越市駅発行 普通入場券

ちょうど1年前の2022(令和4)年2月22日に、東武鉄道東上線の川越市駅で発行された普通入場券です。


   

黄褐色PJRてつどう地紋のA型券売機券で、現行の様式となります。

当日は2022年2月22日と「2並びの日」ということで話題になった日で、記念に乗車券や入場券を購入された方も多かったのでは無いかと思います。

ただ、最近のきっぷ類は発行日が西暦表示になり、最初の「20」が何となく邪魔な感じがします。

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小湊鉄道 ◯ム 月崎駅発行 普通入場券

2014(平成26)年11月に小湊鉄道の月崎駅で発行された普通入場券です。


   

白色無地紋のB型大人専用券です。
同駅は1960年代末期頃に無人化され、以後は乗車券類の発売が行われていませんでしたが、この券が発売された8月に駅前商店(ヤマザキショップ)にて乗車券の委託発売が開始され、御紹介の入場券の他、自社線内完結の乗車券が硬券で発売されています。

本来無人駅ですので普通入場券を発売する必要はないですが、恐らくコレクター向けに設備されているものと思われ、「◯ム」表示の券になっています。
同社には入場料金の小児料金の設定もありますが、同駅には設備されなかったようです。


   

裏面です。券番のほかに発行駅名が印刷されています。同駅は簡易委託駅になりますので、「◯簡」の符号が付けられています。

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日立運輸東京モノレール モノレール浜松町から新平和島ゆき 片道乗車券 

1971(昭和46)年7月に日立運輸東京モノレール(現・東京モノレール)のモノレール浜松町駅で発行された、新平和島(現・流通センター)駅ゆき片道乗車券です。


   

緑色TMR東京モノレール自社地紋のB型相互式大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。
着駅の「新平和島」の「平」の文字は何と表現したら良いか分かりませんが、斜めの点がカタカナの「ハ」の字になっている旧字体の漢字ですが、小児断片にあります「平」は現在の字体になっています。

前回エントリーで御紹介いたしましたが、同社は東京モノレールとして開業し、1967(昭和42)年に「日立運輸東京モノレール」という社名になった後、再び1981(昭和56)年に東京モノレールという社名になっており、御紹介の券は日立運輸東京モノレール時代の券になります。

着駅の新平和島駅は同線の途中駅として1969(昭和44)年12月に開業した大田区平和島地区の倉庫群の中にある駅で、近隣には後に同駅の駅名にもなる東京流通センターが、御紹介の券が発行された年の9月に竣工したことに伴い、1972(昭和47)年1月に流通センター駅に駅名が改称されています。

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小田急電鉄 小田原駅発行普通入場券

今から33年前の今日である、1989(平成元)年6月14日に小田急電鉄小田原線の小田原駅で発行された普通入場券です。


   

白色無地紋のB型大人・小児用券で、井口印刷で調製されたものと思われます。

当時の小田急電鉄では各駅で硬券の普通入場券と初乗り区間の乗車券は常時発売しておりましたが、小田原駅がJRとの改札分離がされていなかった時代、同駅構内に精算窓口があり、そこでは小田急全区間について硬券乗車券での発売が行われていました。


   

裏面です。券番のほか、発行箇所名が記載されています。

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京王帝都電鉄 京王八王子駅普通入場券

1983(昭和58)年12月に京王帝都電鉄京王線の京王八王子駅で発行された普通入場券です。


   

桃色けいおうていと自社旧地紋、赤横一条のB型大人・小児用券で、山口証券印刷で調製されたものと思われます。
当時、同社では硬券の普通入場券が設備されていた駅がありましたが、まだネットなどで情報が簡単に入手できる時代ではありませんでしたので、地道に窓口で硬券の入場券があるかどうかを確認して購入していました。

その後、同社では通常発売の硬券入場券の発売は終了していますが、平成になってからゾロ目の日を記念した記念要素の硬券入場券は何度か発売されたようです。
ただ、高尾山口駅だけは平成10年代頃まで、硬券入場券が通常発売で残されていました。

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名古屋鉄道 トヨタ自動車前駅発行 普通入場券

いまからちょうど49年前の1973(昭和48)年3月2日に、名古屋鉄道挙母線トヨタ自動車前駅で発行された普通入場券です。


   

白色無地紋のB型大人・小児用券で、愛知印刷で調製されたものと思われます。


   

裏面です。券番の他に発行駅名が記載されています。右下にあります「い 48 1」という記載は昭和48年1月に印刷されたという印刷ロットになります。


トヨタ自動車前駅はかつて名古屋鉄道が営業していた挙母線という三河線上挙母駅から大樹寺駅(廃駅)、岡崎市内線の岡崎井田駅(廃駅)までの路線で、大樹寺~岡崎井田間の軌道線部分については1962(昭和37)年の岡崎市内線という同社が営業していた岡崎市内の路面電車の廃線とともに部分廃線となり、残った大樹寺~上挙母間の鉄道線部分も、御紹介の券が発行された2日後の1973(昭和48)年3月4日に廃線となっています。
これは、岡崎市内線の廃線により、同線が岡崎市内にあった駅(東岡崎駅前電停および岡崎駅前電停)との連絡が無くなり、利用客の減少が原因の一つとされています。

印刷ロットから推測されるに、御紹介の券は廃線を2ヶ月後に控えた時期に印刷されたこととなり、先の営業期間が限定されていたものの、残券が少なくなったために発注されたものと思われ、同駅で発行された硬券入場券としては最終のロットであった可能性があります。

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相模鉄道 羽沢横浜国大駅発行 普通入場券 ~その3

前回エントリーで開業当日の相模鉄道羽沢横浜国大駅で発行された普通入場券を御紹介いたしましたので、今回は昨年末に発行されたものを御紹介いたしましょう。

2021(令和3)年12月に硬券の普通入場券を買い求めた際、
「日付は和暦と西暦、どちらがよろしいですか?」
と聞かれました。硬券の入場券を購入するときにこのようなことを聞かれたのは初めてでした。また、西暦のダッチングなどは見たことありませんし、こういう誘惑に弱い管理人は、
「両方ください。」
と申し上げました。
すると、出てきたのはこのような券でした。


    (和暦日付)

    (西暦日付)

開業当時はダッチングで刻印していましたが、ダッチングは退役してしまったのでしょうか、日付はゴム印に替わっていました。これならば和暦と西暦の双方が存在することに納得です。

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相模鉄道 羽沢横浜国大駅発行 普通入場券 ~その2

前回エントリーで相模鉄道の羽沢横浜国大駅の券売機で発行された普通入場券を御紹介いたしましたが、同駅には硬券の普通入場券の設備もあります。相模鉄道では全駅に硬券の普通入場券が設備されており、同駅もそれに倣って設備されたようです。


   

同駅が開業した令和元年11月30日に発行された硬券の普通入場券です。白色無地紋のB型大人・小児用券で、山口証券印刷で調整されたものと思われます。


   

裏面です。券番の他、発行駅名が裏面に印刷されています。

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相模鉄道 羽沢横浜国大駅発行 普通入場券 ~その1

相模鉄道とJR東日本の共同使用駅であります羽沢横浜国大駅には普通入場券の設備がありますが、同駅の駅務管理は相模鉄道が行っていることから、相模鉄道の普通入場券しか設備されていません。


   

前回エントリーと同じ、機番081の券売機で発行された普通入場券です。桃色PJRてつどう地紋のA型券売機券で、やはり首都圏の私鉄では比較的一般的な様式のものです。


   

再掲いたしますが、乗車券のフォーマットと基本的には同一ですが、乗車券では金額であったところに「入場券」、乗車券では発売当日限り有効となっていたところが「発売当日1回限り有効」、乗車券では下車前途無効となっていたところが「客車内に立ち入ることはできません」と部分的に修正がされています。
そして、なぜか入場券になると駅名のローマ字表記が無くなります。

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静岡鉄道 新清水駅発行 普通入場券

1986(昭和61)年10月に、静岡鉄道新清水駅で発行された、硬券の普通入場券です。


   

白色無地紋横赤一条のB型大人専用券で、シンコー印刷で調製されたものです。

当時、新静岡駅では窓口でお願いすれば乗車券も窓口で発売して戴けましたが、前回エントリーで御紹介いたしましたように乗車券は半硬券しかありませんでした。しかし、普通入場券については硬券で設備されており、半硬券では使用されていないダッチングマシンまで使用されていました。


   

裏面です。発行駅名の他、「(静岡鉄道)」という社名も印刷されていました。


同社の硬券入場券はこの様式で発行されておりましたが、1980(昭和55)年頃の80円券あたりから風変わりな様式となり、横一条の線が太い緑色で、その中に白抜き文字で駅名が表記された様式に変更され、90円券の時代になると緑色部分が赤色に変更された様式になりました。そして、100円券の時代になると横一条の線が無くなったものの、水色の斜め線が2本印刷されるなど、かなり斬新な様式の券が出てきています。
しかし、110円券からは従来の様式とは細部が異なりますが、横赤線一条の様式に戻っています。いろいろと試してみたものの、結局はオーソドックスなものが良いということになったのかもしれません。

その後、同社では硬券の入場券は設備廃止されてしまいましたが、2003(平成15)年頃から全く異なる様式で復活し、新清水駅の他、新静岡駅でも発売されているようです。

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