できれば、途中下車させてほしい…

今回もまたまた「ミス券」です。

今回ご紹介いたしますのは、2002年12月31日限り(正確には2003年1月1日付けかな?)で廃止された有田鉄道金屋口駅発行の国鉄連絡の往復乗車券です。

images(表) images(裏)

金屋口駅から国鉄接続駅である始発駅である藤並駅までの営業キロはたったの5.6kmですが、藤並駅から天王寺駅までの営業キロが94.9kmありますので、通しで合算すれば片道100.5kmとなり、辛うじて途中下車できる100キロ超の乗車券になります。そのため、有効日数は片道乗車券で2日間、往復乗車券で4日間ということになります。
地方私鉄で長距離(?)区間の往復連絡乗車券を常備しているのは珍しい例とおもわれますが、天王寺までの需要が多かったためでしょう。

ところが、裏面を見ますと「下車前途無効」の文字が…
おそらく近距離往復乗車券の版を流用してしまったのでしょうが、やはり途中下車はさせてほしいですね。

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