総武流山電鉄のミス券

平成2年に総武流山電鉄の平和台駅で購入した硬券乗車券をご紹介いたします。

images(表) images(裏)

同鉄道は各駅に硬券乗車券の設備があり、途中駅で上りと下りの両方面に同一運賃帯の駅が存在する時には上記のような矢印式券ですが、馬橋駅や流山駅、途中駅でも片方面にしか適用できる運賃帯が無い場合には相互式券が設定されています。
今回ご紹介いたします券は矢印式券です。相互式の場合には裏面の印刷はありませんが、矢印式の場合は裏面にも料金等の印刷があります。

購入した当時が運賃改定直後だったかどうかは定かではありませんが、運賃改定印が捺されており、裏面にも運賃が印刷されている関係上、裏面にも運賃改定印が捺されています。

購入後に気づいたのですが、裏面には駅名小印まで捺されており、何だか様子が変です。
それでは、ちょっと拡大してみましょう。

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110円券のはずなのに、裏面は「平和台から60」と印刷されたミス券でした。
普通、さまざまなミス券はありますが、運賃を間違えたミス券が使用されているのもすごい話です。
「裏だし、まっ、いいか…」って判断されたんでしょうかねぇ。

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