小児用 補充連続乗車券

昭和58年5月に南武線矢向駅で発行された、小児用の連続補充乗車券(補連)です。


   


国鉄の青色の補充乗車券は、補充片道乗車券(補片)と補充往復乗車券(補往)については小児用の設備はなく、大人用の券に「○小」のゴム印を捺印して小児用券として発券していましたが、補連については小児用券が存在しておりました。

ただ、補連に「○小」のゴム印を捺印した券の例を見たこともありますので、すべての駅に小児用の補連が設備されていたわけではなさそうですし、わざわざ小児用の券を設備しなければならない必要性があったとも思えません。


   


裏面です。

補連の、しかも小児用券となりますと需要は殆どなかったのでしょうか、注意書きの中に「東京電環」の表記が見受けられます。
東京電環が東京山手線内に改称されたのが昭和47年9月ですので、少なくともそれ以前に印刷されたものが残されたままになっていたと考えられます。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )