富山地方鉄道 車内発行座席指定券

富山地方鉄道の車内発行座席指定券です。


   


同社では「アルペン」号と「うなづき」号という有料特急列車が運転され、拙ブログ12月27日エントリーの「富山地方鉄道 特急券」にて御紹介いたしました特急券を購入すれば乗車することができますが、2両編成の列車のうち1両は座席指定制となっているため、指定席車に乗車する際には別途座席指定券が必要になります。


通常は予め駅で端末発行の座席指定券を購入するわけですが、同線では途中駅では特急券は発売されていますが座席指定券の発売はしておらず、途中駅から座席指定席車両に乗車する旅客に対応するため、車掌さんが座席指定券を携帯しています。


乗車区間の指定はしていないようで、乗車日、列車名および指定座席番号の記載だけです。
列車名はアルファベットで略して表記され、APは「アルペン」、UNは「うなづき」をそれぞれ示します。



   


他に、特急券と座席指定券の双方を持たない旅客に対応する、座席指定特急券もあります。


途中区間の特急料金100円と座席指定料金210円を合計した310円となっており、小児用の途中区間の特急料金50円と座席指定料金210円を合計した260円としても発売できるよう、小児断線が設けてあります。


列車名の表記は座席指定券と同じですが、AP・UNの他に今は走っていないTY「立山」の表記も残っていますが、もう一つのSPが何なのかわかりません。
かつて存在したJR乗り入れ特急の「スーパー」を示すのでしょうか?
ご存知の方が居られましたら是非ともご教示いただきたく…

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