普代駅前駅発行 普代から140円区間乗車券

昭和59年3月31日に発行された、普代から140円区間ゆき乗車券です。



   



普代駅は国鉄久慈線の駅として昭和50年7月に開業しましたが、久慈線は国鉄再建法の施行により特定地方交通線に指定され、、この券の発行された翌4月1日に第三セクターである三陸鉄道へ引き継がれました。



仙台印刷場調製のB型硬券で、当時、仙台・盛岡・青森地区では一般的な様式の券でしたが、仙台印刷場は昭和60年代には閉鎖され、国鉄末期にはこの様式は存在しておりません。



当時の普代駅は国鉄バス路線も発着する鉄道とバスの駅でしたが、自動車線の駅という性格が強かったのでしょう、「普代駅前」という名称が本来の駅名のようです。したがって、この乗車券の発行箇所名は「普代駅前駅」となっています。



国鉄バス路線はJRバス東北に引き継がれたものの撤退してしまい、現在は普代村営バスが引き継いでいます。

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