東小金井駅 開業当日発行の入場券

いまから48年前の昭和39年9月10日、全額地元住民負担の請願駅である中央本線東小金井駅が、武蔵境~武蔵小金井駅間に設けられました。

   


これは、開業当日の昭和39年9月10日に発行された硬券入場券です。


東京印刷場調製の横赤一条のあるB型券で、当時はまだ入場料金に小児料金が設定されていなかったため、大人専用の10円券となります。

 

   

 

集中印刷方式による片券番となっており、この券は0380番となっています。

今でも同駅はJR東日本の駅のなかでは147位(2011年度)と同社HPで公表されています。首都圏の駅としては決して利用者数の多い駅ではありませんが、入場券ブームもまだ訪れていない当時、開業当日1日で380枚以上もの入場券が発売されたという実績は、いかに地元の期待と関心が高かったのではないかと思われる次第です。

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