JR東日本 特別補充券の表紙

通常はなかなか入手できるものではありませんが、先日、JR東日本の使用済の特別補充券の表紙を入手しましたので御紹介いたします。

 

   


まずは「(出改補)」と書かれたもので、出札および改札補充券に使用する縦型の方です。

売上報告用の報告片と、乗車券となる本片の2枚1組となっており、50組で1冊です。
表紙には「冊番号0000」が印刷されており、その中に綴じられている券は同じ冊番号の「0000-01」~「0000-50」となっています。

甲乙片に印刷されている冊番号には「册」という字が使用されていますが、表紙では「冊」という字が使用されているところに、何の意味があるのか考えさせられます。


頁検了欄は、乱丁や落丁が無いかを検査した担当者が検印を捺印する欄です。担当者の三文判が捺印されています。

 

    (切り取られて残された「耳」の部分)


右上が四角く切り取られていますが、これは使用された駅で、売上精算の際に券番を見易くするために切り取られたものです。参考のために、補充券(乗車券片)を重ね合わせてみました。

 

     (切り取られたところで券番をチェック)

 

続いて、拙ブログ2006年10月25日エントリーの「料補の表紙」にて御紹介いたしました「(料金専用)」と書かれた表紙です。参考のために再掲載させていただきました。

 

   


これは料金専用補充券(料補)のもので、記載されている内容は出改補のものと同一です。

売上報告用の乙片と乗車券となる甲片の2枚1組となっており、50組で1冊です。
表紙には「冊番号」が印刷されており、その中に綴じられている券は同じ冊番号の「-01」~「-50」となっています。

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