のと鉄道 松波駅発行 硬券入場券・乗車券

前回エントリーに引き続き、のと鉄道に変換後の同駅発行の硬券入場券と乗車券です。


   


平成元年10月にのと鉄道松波駅で発行された硬券入場券です。日本交通印刷調製のA型無地紋の券です。

のと鉄道では直営有人駅で硬券入場券を発売しており、当時は各駅でこの様式の券が発売されていました。同駅も直営駅であったため、このような券を入手することができたわけです。


   

   


のと鉄道転換後も縁起きっぷの発売が継続され、入場券と同じ日本交通印刷で調製されたA型一般式券がありました。
しかし、国鉄時代とは違い、地紋が桃色と青色の2種類あり、出札窓口には2種類の「松波から恋路ゆき」が発売されている旨の張り紙がありました。桃色と青色の意味は恐らく、「女の子用」と「男の子用」として作られたものなのでしょう。


そんな茶目っ気を出したのと鉄道の松波駅でしたが、平成17年4月の能登線廃止の際に廃駅となってしまっています。

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