小湊鐵道 里見駅発行地図式連絡乗車券の最遠駅

本年3月16日に有人化が復活した小湊鐵道の里見駅ですが、他のきっぷ系ブログでも話題になっている通り、JR連絡券の復活口座に地図式券が含まれています。


   


今回復活した、里見駅からJR線連絡の大人1900円・小児950円区間ゆきの地図式券の小児用です。桃色JPRてつどう地紋のA型常備軟券となっています。

接続駅である五井駅を起点とし、中央本線は新宿、山手線は大塚および品川、東北線が尾久、京浜東北線が王子、常磐線が北千住とそれぞれ記載されています。しかし、京葉線南船橋のデルタ線を経由して武蔵野線方面へ通じるルートについては、新松戸経由の綾瀬のみが記載され、同じ距離程である武蔵野線南越谷および常磐線天王台までも有効であるのではないかと考えられますが、その部分についての記載がありません。

御訪問者ののの平さまが仰せの通り、小湊鐵道は同区間について連絡運輸の設定がないことがその理由のようです。

この口座は当然無人化前にも存在していたのですが、かつては硬券でした。


   


硬券時代の同じ口座の大人用券です。桃色JPRてつどう地紋のB型券となっています。平成4年5月に発行されたものです。年月の経過で運賃に変更が生じていますが、同じ区間のものです。

先の軟券と地図を見比べますと、様式が違いますので雰囲気が異なりますが、記載されている最遠駅は全く同じです。


武蔵野線南越谷および常磐線天王台の記載について、無人化前から記載内容が変わらなかったことから、この区間についての連絡運輸の取り扱いに変化は無かったと考えて良いものと考えます。。


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