広尾駅発行 帯広・札内間ゆき片道乗車券

前回エントリーで広尾から帯広・札内間ゆきの常備往復券を御紹介いたしましたので、同区間の片道乗車券を御紹介いたしましょう。


   


札幌印刷場では、片道51kmを超える区間用の片道乗車券の場合はA型券となるのが特徴です。この券の場合は着駅が複数に跨りますので2段書きとなっています。


この券には疑問があります。

確か帯広駅と札内駅はとなりの駅であり、その間には途中駅はありません。であれば、「帯広・札内間ゆき」の「間」の文字は不要であると思われ、ミス券となるように思えます。しかし、前回エントリーの往復券も「間」の文字が入っていましたから、何らかの意味を以って「間」の文字を挿入してあるのかもしれません。


また、「札内」と「発売当日限り有効」の間に経由表記を挿入出来る程の間隔があり、最下段の「下車前途無効」および発駅が券紙の端ぎりぎりのところに印刷されています。これでは入鋏をした時に文字が欠けてしまします。

もう少し、「札内」と「発売当日限り有効」の間隔を詰めればバランスが良くなると思うのですが、何か経由が記載された券の版を使用したのでしょうか?それとも、何らかの意味があって敢えて間隔を開けているのでしょうか?

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