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倶知安駅発行 ニセコ山の家宿泊券

前回エントリーで伯耆大山駅発行の大山山の家寝台宿泊券を御紹介いたしましたが、今回は北海道のニセコにありました山の家の宿泊券を御紹介いたしましょう。


   


昭和55年9月に倶知安駅で発行された宿泊券で、若草色こくてつ地紋の準常備式で、札幌印刷場で調製されたものと思われます。
手元にはございませんが、他に山の家で発行された「ニセコ山の家発行」の券もあります。


大山山の家では寝台室と和室で2棲類の券種が設備されていましたが、ニセコ山の家では準常備式となっており、1種類で賄っていました。また、大山では発売当日1泊限り有効であるのに対してニセコでは予約番号管理となっており、発売日=宿泊日とはなっていなかったようです。


   


裏面です。

大山山の家の券とは異なり、注意事項が記載されています。
寝台室が相部屋になることがあることや、入湯税や食事料金等は別途山の家で支払うようになっていることが書かれています。また、前売ができることから、キャンセルについての事項も記載されています。


ニセコ山の家は国鉄民営化後もJR北海道に移管されて「JRニセコ山の家」として営業されていましたが、平成14年頃に閉鎖され、以後は民間の業者に引き継がれていますが、日帰り温泉のみの利用で、宿泊はできないようです。

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