JR西日本 金沢駅発行140円区間ゆき乗車券

そろそろお盆休みも終わり、だんだんと通常モードに戻さなければならない日曜日がやってまいりました。

北陸新幹線開業後初のお盆休みとあって、金沢はどこも観光客で溢れかえっていたのではないかと思います。
そんな変貌を遂げた金沢駅ですが、JRとなった後も硬券の乗車券が発売されていました。


   


JR民営化後の昭和63年10月に金沢駅で発行された、140円区間ゆきの片道乗車券です。桃色JRW地紋のB型大人・小児用金額式券で、大阪印刷場で調製されたものです。

国鉄時代の金沢駅は金沢鉄道管理局管内の駅でしたので名古屋印刷場の券が使用されていましたが、民営化後はJR西日本の管轄となり、大阪印刷場の券に切り替わっていました。

同駅には券売機がありましたので近距離区間の乗車券が殆どの旅客は券売機で購入していましたが、みどりの窓口には硬券の設備もあり、購入を申し出れば特に断られることなく発行されました。


JR西日本ではかなり以前に硬券乗車券の発売を取りやめていますが、最近では記念入場券を硬券で発売する例も多く見られていますので、金沢が北陸新幹線ブームで盛り上がっているときにこそ、このような硬券乗車券の復刻版を「記念」として発売したら良かったのに、と思ってしまうのは私達乗車券蒐集家だけの野望でしょうか?

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )