帝都高速度交通営団 西船橋から120円区間ゆき片道乗車券

前回エントリーで、初期様式の帝都高速度交通営団西船橋駅から80円区間ゆき片道乗車券を御紹介いたしましたので、今回は営団地下鉄末期の券を御紹介いたしましょう。


   


1981(昭和61)年3月に帝都高速度交通営団西船橋駅で発行された、120円区間ゆきの片道乗車券です。緑色JPRてつどう地紋の金額式大人・小児用券で、やはり帝都交通印刷で調製されたものです。
営団地下鉄の初期の金額式券は、各口座において大人専用券と小児専用券が設備されておりましたが、昭和50年頃から、大人・小児用券と小児専用券が設備されるようになっています。
様式としては他駅と同じものが使用されていますが、同駅は国鉄が出改札業務を行っていたため、発駅上に国鉄千葉鉄道管理局を示す「〇千」の符号が付けられています。


この様式は国鉄民営化以後、在庫を売り切るまで国鉄千葉鉄道管理局の符号が付いた券が発売されていたようです。


   


2枚目の券は、国鉄民営化以後の1982(昭和62)年8月に発売されたものです。この券が管理人が実際に使用した最新の券になります。
その後、市ヶ谷駅などの発売枚数が多い駅ではJR東日本を示す「ロ東」の符号が付いた券が登場していますが、西船橋駅では硬券は臨時改札等でしか発売されないようになっていましたので、「ロ東」の符号になった新券に切替えられたかどうか、確認できておりません。

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