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西武鉄道 昭和50年代の券売機券(矢印式券)

前回および前々回エントリーで西武鉄道で昭和50年代のに発行された金額式券売機券を御紹介いたしましたが、高額(長距離)区間になりますと、矢印式が使用されることもありました。


   

1975(昭和50)年3月に秩父線西武秩父駅で発行された370円区間ゆきの片道乗車券です。黄色せいぶていどう自社地紋となっています。
左半分の部分は同社初期の金額式券とほぼ同一となっていますが、矢印から右側半分は金額区間ではなく、着駅が記載されています。この券の場合の着駅は、池袋線練馬駅・新宿線井荻駅および本川越駅・拝島線拝島駅となっており、それぞれ当該区間の最遠駅が記載されています。
発売額は着駅の下に小さく記載されています。


この様式はあまり頻繁に乗車するような区間ではないためにいつ頃まで存在したか不明ですが、昭和50年代の初頭には消滅したような気がします。
また、他の各駅でもこのような様式が存在したか、確認はできておりません。

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