JR東日本 荻窪駅発行 昭和最後の日の乗車券

今からちょうど32年前の1989(昭和64)年1月7日にJR東日本荻窪駅で発行された、新宿接続京王線100円区間ゆきの片道連絡乗車券です。


  

桃色JRE地紋のB型金額式大人・小児用券で、東京印刷場(JRとなってからは東京乗車券管理センター)で調製されたものです。

昭和天皇がこの日、1月7日の午前6時33分、皇居・吹上御所で87歳で崩御され、64年間続いた「昭和」が終わり、翌日からは「平成」の世の中になりました。昭和天皇の崩御により憲法と皇室典範に基づいて、皇太子明仁親王(現在の上皇様)が皇位を継承して天皇陛下に即位されています。昭和天皇の大喪の礼は2月24日に東京の新宿御苑に設営された葬場で行われたと記憶しております。


  

平成となった翌日の平成元年1月8日に、同じJR東日本荻窪駅で発行された、吉祥寺接続京王線100円区間ゆきの片道連絡乗車券です。
年号の「64」は「1」に改められ、十の位には月や日のようなハイフン「-」は付けない様式で日付が印字されておりますが、JRでは十の位のハイフンは付けないのが正式な印字方法と定められていたようですが、JR北海道などの一部の駅では、券売機券において十の位にハイフンが付けられているものが存在しています。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )