仙台駅発行 仙台市内から東京都区内ゆき 片道乗車券

米大リーグのヤンキースからフリーエージェント(FA)となった田中将大投手が、仙台を本拠地とする東北楽天イーグルスに8年ぶりに復帰することが決まったというニュース報道されました。田中選手はメジャーで1年目から6年連続の2桁勝利を挙げ、FA市場で注目選手の一人とされていました。しかし、ヤンキースは昨年首位打者のルメイユー内野手との再契約を最優先としたため、年俸総額を抑えることを考えると、田中選手の残留は財政的に難しい状況であったという、新型コロナウイルスの感染拡大が大きな影響を及ぼしたようです。
今年、東北地方は「3.11」の東日本大震災から10年という節目を迎え、明るいニュースが飛び込んできたような感じです。


ということで、今回は仙台駅で発行された乗車券を御紹介致しましょう。

   

1976(昭和51)年9月に仙台駅で発行された、東京都区内ゆきの片道乗車券です。
青色こくてつ地紋のA型一般式大人・小児用券で、仙台印刷場で調製されたものです。

   

裏面です。
仙台印刷場の券は新潟や大阪のD型券同様に券番が5ケタになっていますので、5ケタの券番を見慣れないと違和感があるかもしれません。5ケタであれば4ケタの10,000枚で1回転というのとは違い、100,000枚で1回転ということになりますので、万の位の「4」は、4ケタの券の循環番号と同じと考えれば良いと思います。
券番の他、仙台市内各駅途中下車禁止および、東京都区内各駅下車前途無効の文言が記載されています。

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