東京臨海高速鉄道 国際展示場から180円区間ゆき片道乗車券

前回エントリーでゆりかもめ関連の乗車券をご紹介いたしました。東京の臨海エリアにはもう一つ、第三セクターが運営している「りんかい線」関連の乗車券をご紹介いたしましょう。


   

1996(平成8)年5月に東京臨海高速鉄道臨海副都心線の国際展示場駅で発行された、180円区間ゆきの片道乗車券です。
青色TWR東京臨海高速自社地紋の金額式券売機券になります。

東京臨海高速鉄道臨海副都心線はご紹介の券が発行された年の3月に新木場駅~東京テレポート駅間が部分開業し、途中駅は東雲駅と国際展示場駅のみでした。
その後、2000(平成12)年には「りんかい線」の愛称ができ、同時に路線名を臨海副都心線からりんかい線に改称しています。
ご紹介の券は線名が「りんかい線」となる前のもので、臨海副都心線の表記があります。


東京臨海高速鉄道株式会社は、東京都が90パーセントを出資する第三セクターで、他に周辺自治体や銀行・損保・JR東日本などが出資しています。
ご紹介の券は一般的な券売機券で、JR東日本が出資している関係からか、同社の券売機券とよく似た様式になっています。ただし、ここではご紹介いたしませんが、特別補充券については東京都交通局の様式に酷似しており、どのような経緯でそのようになったのか、興味深い部分があります。

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