JR東日本 東京都区内から札幌市内ゆき 片道乗車券 ~その2

年が明けて、また新型コロナによって長距離旅行が制限され得るような事態になってきています。
昨年は2回ほど公務の出張に絡めての札幌ゆき鉄道旅行を計画しましたが、新型コロナの緊急事態宣言によって出張そのものがすべてキャンセルとなってしまいましたため、旅行が中止となってしまいました。
拙ブログ2021年12月29日エントリーの「JR東日本 東京都区内から札幌市内ゆき 片道乗車券」で2回目にキャンセルとなった乗車券をご紹介いたしましたが、さすらいの旅人様とLUPIN様から経由がおかしいのではないかというコメントを頂きました。

ご紹介した乗車券は実際に管理人が指定券券売機で購入して実使用するつもりでおりましたが、実際には緊急事態宣言が再度発令され、札幌出張がキャンセルになってしまい、実使用は叶わないものとなってしまっていました。


   

実際に払い戻しいたしましたが、JR東日本では新型コロナの緊急事態宣言を理由とした旅行中止に伴う払い戻しの場合、払い戻し手数料は無料となる対応が採られており、全額払い戻され、「商品名:無手数料」という変な伝票が発行されました。


   

こちらが払い戻した原券になります。

この券を購入した時、指定券券売機には案内のための駅員さんが立っていて、管理人が券売機を操作していたところ、途中から発券の案内の駅員さんが入って来られ、どのような乗車券を求めているのかを聞き取り、案内されるがままに発券しました。
その時、管理人は「東京都区内から札幌市内までの運賃はやっぱり高いなあ」くらいの気持ちで購入しましたが、その時にまさか駅員さんの案内の下で発券された乗車券の経路が違っているなどと思ってもいませんでした。

管理人の求めていた乗車券は東京都区内から札幌市内までのもので、本州内は東北本線・IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道を経由して新青森に行くものでしたが、実際の券は東北本線・IGRいわて銀河鉄道まではよかったものの、途中の好摩から花輪線経由で新青森へ行くものとなっていました。

本来であれば、経由欄が東北・いわて銀河・青い森鉄道・奥羽・新青森・新幹線・新函館・函館線という感じになって、JR線営業キロ956.4km(うち、JR北海道営業キロ:417.2km)、第三セクター営業キロ203.9km、普通片道運賃18,570円となるべきところ、JR線営業キロ1,137.1km(運賃計算キロ1,147.8km。うちJR北海道営業キロ417.2km)、第三セクター営業キロ21.3km、普通片道運賃15,180円となっていました。
購入した時は飛行機運賃が頭にあったので「高いなぁ」と思っていましたが、実際にはもっと高かったのです。

駅員さんの案内があったので特に内容を確認しませんでしたし、管理人も札幌までの鉄道運賃を明確に把握していませんでしたし、全く疑う余地はありませんでした。購入してから券をよく見れば経由欄が目時ではなく「好摩」と記載されているので判断ができるものでしたが、そのまま乗車券袋へ入れてカバンにしまってしまったため、気づくことはありませんでした。

もし、新型コロナが落ち着いていて旅行が実施された場合、おそらく気づかずにIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道と乗車して盛岡以遠で気づいたか、青森駅の改札で気づくことになったかもしれませんし、気づかないまま札幌まで行ってしまったかもしれません。
今となっては、途中の駅でどのような区間変更の乗車券が発行されたのか、興味深いところではあります。

本エントリーと元のエントリーを含め、案内に当たられた駅員さんが居ますので、購入および払い戻しの駅名については伏せさせていただきました。ちなみに、購入駅と払い戻し駅は違う駅です。

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