小宮駅発行 東飯能接続 西武鉄道飯能駅ゆき 片道連絡乗車券

いまから38年前の1984(昭和59)年12月25日に、八高線の小宮駅で発行された、東飯能駅接続の西武鉄道飯能駅ゆき 片道連絡乗車券です。


   

青色こくてつ地紋の補充片道乗車券(補片)で発行されています。
この券は実際に乗車するために購入したものです。硬券で発券されると思っておりましたが、「西武線の飯能まで」とお願いすると、出札掛氏は何の躊躇いも無く券箱から補充券を取り出して発券されました。
乗車区間は、小宮~(八高線)~東飯能~(西武鉄道池袋線)~飯能というもので、営業キロ21.3km、所要が約40分程度の道のりになります。現在の運賃ですと570円になりますので、38年の間に約1.3倍になっています。

この当時は常備券が無ければ補充券で発券するのが「当たり前」の時代でしたので、今の補充券目当てに出札機器では発券できないような区間の乗車券を求めようとするコレクターとは逆で、硬券が出て来なかったということに残念な思いをしたものです。


   

裏面です。標準的な当時のご案内文が印刷されています。

この券で実際に東飯能駅で乗換えて西武池袋線の電車で飯能駅まで乗車しましたが、当時の西武鉄道の改札では、乗車済の乗車券を戴きたい旨を伝えると、無効印を捺すこともなく「どうぞ」と通してくれることが多かったように感じます。

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