西武鉄道 青梅橋から30円区間ゆき 片道乗車券

1965(昭和40)年11月に、西武鉄道拝島線青梅橋(現・東大和市)駅で発行された、同駅から30円区間ゆきの片道乗車券です。


   

緑色せいぶてつどう自社地紋のB型地図式大人専用券です。
同社では、自社完結の乗車券については矢印式が多く使用されておりましたが、比較的距離のある区間になると、区間によっては着駅が複数存在する区間があり、そのような区間の乗車券は地図式券が使用されていました。

券面の着駅を見てみますと、池袋線系統では池袋線西所沢駅、新宿線系統では新宿線久米川・花小金井・田無の各駅、西武園線西武園駅、多摩湖線武蔵大和・多摩湖の各駅、国分寺線国分寺駅となっており、現在の220円区間に相当するようです。


   

裏面です。券番が片方しかない片券番になっており、もしかすると集中印刷方式で印刷された可能性があります。また、活字の雰囲気から活版ではなく、印版による印刷方式であったと思われます。

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