3連休も終わりました。
これで忙しさもひと段落、とは行かないのが、秋の京都。
もう暦の上では冬なんですが。
いずれにしても、ありがたいことに、まだまだ多くのお客様にお越しいただいています。
観光の名所はどこも混雑しているようです。
以前この時期に嵐山へ行ったときには、渡月橋の上が人で埋まっていました。
そこをバスが通るのですが、もちろん徐行。
人並みを掻き分ける様子は、ある意味圧巻でした。
観光して敵わないと思うのは、人が多くて歩くのもままならない、という状況。
その中の一員になっている身としては、文句も言えないわけです。
そんな時、裏道というのはありがたいものです。
観光客の皆様の、ある名所に対するアプローチのルートは、一つに定まっていることが多いです。
つまり、その裏をかけば、人ごみに悩まされることなく歩くことができたりするわけです。
ただ、やはり人の少ない道、細い道に入っていくのは心細いものです。
もしも行き止まりだったら、とか、まったく知らないところに出たら、とか、いろいろ思うものです。
旅先で迷うことほど不安になることはありません。
ですから、ある程度の下調べは必要でしょう。
地図を見ていると、見えてくるものがあります。
面倒とは言わず、それで少しでも快適な旅ができるのなら、と考えてみてください。
また、そういう小さな道に趣のある場所が多いのも、京都という町の特徴でしょう。
大胆に言ってしまえば、人がいないところこそ趣がある、ってな具合ですね。
多少の遠回りになることもあるかもしれません。
しかし、それによって、他の人が見られないものを見ることができるかもしれません。
大袈裟に言えば、ちょっとした冒険、といったところですかね。
皆様もどうぞチャレンジしてみてください。
”あいらんど”