京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

世界遺産DE弘法市

2011-03-22 | インポート

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毎月21日に、東寺で行われる弘法市に赴いて参りました。

生憎の雨でしたが、沢山の人達で賑わいを見せていました。

美味しそうな香りを漂わせてくる食べもん飲みもん京名物、骨董、盆栽、工芸品etc。。。 

色とりどりの出店が軒を連ねており、誘いに惑いながら、何を買うか選び歩くも一興。

ちょうど昨日ぐらいから始まった春季特別公開の中のひとつ、「観智院」の中に入る事が叶

い、庭園で物想いに耽る時間を好む私は、たこ焼きやお焼きへの雑念を一旦捨て、中へ。

国宝である客殿、その床の間には、宮本武蔵筆の鷲の図、我が身を翻せば、五大の庭。

弘法大師が唐の長安から日本へ辿り着くまでの紆余曲折を、石組で表現した分かり易く愉し

い石庭でした。五大虚空菩薩像、愛染明王像、茶室も綺麗で、オススメです。

そしてやはり、東寺と言えば!立体曼荼羅と五重塔。仏像ガール、仏像ボーイ、、是非ぜひ

行って見てみて下さい。あのスケール感、国宝パラダイス感は、あそこでしか味わえません!

桜も咲き始めていましたので、これから見頃になりそうな気配を醸しておりました。春季特別

公開中で、金堂、講堂、五重塔、宝物館、観智院セット券が、1300円で販売してますので、

かなりお得です。仏像ガールならびに、五重塔ボーイ、庭園紳士、骨董淑女、etc...の皆様、

足を運んで見てはいかがでしょうか。                            関〇