京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

地産は御馳走

2011-12-01 | インポート

冬の足音がし始め、温かいたべものが恋しくなるこの季節、鍋物、おでん、ラーメン等のたべものが恋しくなりますが、カレーも身体の内側から温まる食ではないでしょうか。

ところで、ここ数年動物たちは冬になると人間の自然破壊により食料が少なくなり、山から里へ降りて来て畑を荒らすなどの被害を受けるケースがよく取り上げられています。

とくに、鹿・猪による被害が多いようで、それらを捕獲したものを食用にして考案され、その肉をカレー肉として利用するケースが京都で近年行われています。

京都北部の京丹後産の食材にこだわった「黒丹猪鹿カレー」が丹後あじわいの郷のレストランメニューにあり、京内で捕獲された、猪や鹿の肉を有効活用し園内で栽培するブルーベリィと一緒に煮込んで臭みを抑え、米も丹後産コシヒカリを使用、大宮町で焼いた竹炭の粉末をまぜて炊き上げた、見た目は黒いご飯で印象付けを狙い、ニンジンやジャガイモなどの具材も地元野菜を用いるなどのこだわりがある商品になっています。

寒い冬にご当地ならではのカレーで温まるのもいいものではないでしょうか。

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                         松井です!(^^)!