2020年のNHK大河ドラマは明智光秀が主役の「麒麟がくる」。
京都には光秀ゆかりのスポットが数多くあります。
明智光秀の首塚は柳がゆれ、古い町家が並ぶ京都を代表する情緒あふれる白川沿いから東に延びる路地の奥、あまり目立たない所に、光秀木像が祀られた祠や戒名を刻んだ墓石、五輪塔募がひっそりと人知れずあります。
光秀が自害した後、家来が光秀の首を落とし知恩院の近くまで来た時に夜が明けたためこの地に埋めたと伝えられ、明治維新後にこの地に移されたそうです。
この白川筋沿いで「光秀饅頭」を売る、塚へと導く碑が軒先に立つ「餅寅」さん。
現在の店主は16代目。江戸後期から続く老舗は塚を代々守り続けておられます。
「光秀饅頭」はつぶあんのはいった黒糖生地と白味噌あんの抹茶生地の二種類。
どちらも光秀の家紋、桔梗が焼き印されています。
近くには東の錦と言われるレトロな商店街「古川町商店街」もあり、知恩院、白川沿いの散策などと併せてお楽しみください。
京都好き男 細木