吉田神社は節分厄除け発祥の社として知られています。
吉田神社の境内には料理の神様を祀る「山蔭神社」、お菓子の神様を祀る「菓祖神社」など特色のなるお社があります。
その中でも殊に珍しいお社が吉田山中腹にある末社「斎場所大元宮」。「さいじょうしょだいげんぐう」と読みます。
大元宮は全国の神を祀るお社として「吉田神道」の根本殿堂。
重要文化財・本殿は、平面上八角形に六角形の後房を持つ珍しい社。
屋根は入母屋で茅葺。国のあらゆる神々を祀るため。全国の神社に詣でる事と同じ効験があるとされます。
普段は非公開ですが毎月1日、正月3日間、節分祭3日間は内院の参拝が可能です。
節分祭3日間は午前8時から午後4時ごろまで、2日・3日は午後10時ごろまで拝観できます。
節分にお越しの際には「斎場所大元宮」にもお立ち寄りください。
京都好き男 細木