妙満寺は洛北岩倉にある日蓮宗系、顕本法華宗の総本山。
境内には日本ではあまり見られないインドのブッタガヤ大塔を模した仏舎利大塔が建ち最上階には古来より寺に伝わる仏舎利が奉安されています。
本堂前から眺めると仏舎利塔を比叡山が並んで見られます。
妙満寺では俳諧の祖として知られる松永貞徳が江戸時代に作庭したと伝えられる「雪月花の三庭苑」。
北野天満宮の「花の庭」が今春再興され、ここ妙満寺の「雪の庭」、清水寺塔頭成就院の「月の庭」と三庭苑が揃い、京都の新たな魅力を発信しています。
妙満寺「雪の庭」は比叡山を借景にした冠雪の眺望が最も美しく、これが「雪の庭」と称される由縁。
今春改修工事が完成し、美しいい枯山水庭園は新緑が楽しめます。
特別公開では同時に、「安珍、清姫伝説の鐘」、「加藤清正肖像画」、「松永貞徳肖像画」が展示室で公開され、本堂も公開されています。
境内には約3000株のつつじが植えられており、特に山門付近のピンクと白のツツジは綺麗です。
境内の散策は無料ですので自由に楽しめます。
春から初夏を感じながら心の癒しに是非訪れてみてください。
京都好き男 細木