京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

京都市電が走っていた街 ~昭和53年と現在の祇園~

2022-05-09 | 京だより

初詣、円山公園の花見、音楽堂の土曜コンサート、大晦日のおけら参り等

いつもひとの絶えることのない停留所周辺でした。日本三大祭りの一つ、祇園祭は後の八坂神社の例祭です。京都の人は親しみを込めて“ぎおんさん”と呼びます。写真の西楼門は、大正元年、四条通りに市電が走ることになり拡幅され、通りの正面からずれてしまいますので、解体のあと、東北に6mほど移動し、翼廊がつき現在の姿になりました。


          昭和53年9月26日撮影

 

市電が走っていた頃は創業○○年というような店が多かったのですが、現在は、奥の情緒ある蕎麦屋さんはビルに変わり1階にはコンビニ“F”が入り、

向かいには土鍋で炊いたご飯が美味しいと評判の“H”が、八坂神社の南には、餃子の“O”が開店するなど様変わりしてきました。


            令和4年4月29日撮影

敬老70きっぷ


信楽焼のたぬきさん

2022-05-09 | 京だより

信楽焼の狸は商売繁盛の縁起物としてよく店先に飾られていますが他にも意味があるのをご存知ですか?

 

 

 

「八相縁起」と呼ばれ
笠は「災難を避ける準備」
笑顔は「お互いに愛想良く」
大きな目は「気を配り正しい判断が出来る様に」
大きな腹は「冷静さと大胆さを持ち合わせる」
徳利は「人徳を身につける」通い帳は「信用が第一」
金袋は「ずばり金運」
太いしっぽは「何事もしっかりした終わり方」
意味を知ると狸さんを見る目も変わりますよね。

京都には変わった狸さんが結構居て見つけた時はテンション上がります。
何気なく素通りしてた路地裏など狸さん探し楽しいですよ☺️

ゆっぴー