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アイヌ文化発信へデザイン認証 札幌発の商品やサービス 第1弾は風呂敷

2018-06-02 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/02 05:30
 札幌アイヌ協会は、企業や団体がアイヌ文化を生かした商品やサービスを企画する際、同協会が監修、協力したことを示す「札幌アイヌデザイン認証制度」を始めた。協会が窓口となり、アイヌ民族と企業が連携してアイヌ文化を発信する機会を増やす狙い。認証第1号の製品として、札幌市内の広告会社が6月にアイヌ文様の風呂敷を発売する。
 認証制度は、アイヌ民族の食、自然に関する伝統的知識や文様などの芸術文化を生かして企画された製品やサービス、イベントなどについて、協会が関わったことを示す仕組み。札幌市内に主な事業所を持つ企業や団体の取り組みが対象で、取り組み分野に応じて、その分野に詳しい協会員が、企画段階からアイデアを提案し、監修に協力する。
 企業側は、協会員のアイデアを活用し、認証を受けた製品やサービスには、協会が設けた「札幌アイヌデザイン」の認証マークを表示でき、商品に付加価値を付けてPRできる利点が見込める。
 認証を受けた製品やサービスは、一定の管理料を協会に納める。協会は得た収入を制度の運用経費などに充てる。制度が軌道に乗れば、会員の生活支援などにも活用したい考え。
 認証第1号の製品は、札幌市中央区の広告会社「マッハ」が販売するアイヌ文様を使った風呂敷。デザインは、市内在住のアイヌ民族工芸家で札幌アイヌ協会員の飯田米子さん(66)が考案した。色の異なる4種類を用意し、赤色は「アペフチカムイ(火の神)」、水色は「ワッカウシカムイ(水の神)」など、それぞれの色から連想されるアイヌ語の名前が付けられた。
 認証マークは、アイヌ民族が「森の守り神」と呼ぶフクロウがモチーフ。協会で認証制度の事務局を担当する阿部千里さん(27)は「アイヌ民族と和人が協働してアイヌ文化を発信する動きが、どんどん広がってほしい」と期待する。(斉藤千絵)
 問い合わせは、札幌アイヌ協会(電)011・596・1610へ。
※「ワッカウシカムイ」の「シ」は小さい「シ」
残り:179文字/全文:997文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/195394

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ピカピカなものより錆びた刀!? 独特の価値観を反映したアイヌの刀の舞

2018-06-02 | アイヌ民族関連
ニュースウォーカー2018/06/01 20:00
アイヌの儀式では欠かすことのできない踊り。多くの場合、踊り手自身も楽しみ、カムイ(人知の及ばぬ神のような存在)にも喜んでもらうために披露されます。内容は鶴や木など動植物の動きを見事に模したものから魔払いのためのものまでさまざまで地域によって違いもあります。男性の踊りには刀を使ったものも。ただし勇猛さを表現しているわけではなく、独特の価値観が反映されていました。
刀は、美しさなど、刃物としてではないところに価値を置きコレクションをしている人もいますが、アイヌの踊りでは場を盛り上げるための道具としての役割を担っています。
イヨマンテ(動物の霊送り)の儀式で舞われるイヨマンテリムセは男女が輪になって踊るもの。中盤になると男性が刀をかざし手首を返すたびに「カチャッカチャッ」と音を立ててリズムを取ります。でも時代劇で見る刀は音が鳴ったりはしませんよね? アイヌ民族博物館の学芸員、竹内隼人さんによると「アイヌの踊りでは、音を出すために刀の鍔(つば)をあえてゆるくつけているんです」。
刃の向きにも注目。なんと自分のほうに向けて踊っています。「カムイは血を嫌うとされています。そのため、刃を自分に向け闘う意思がないことを表しています」。つまり刀は人や動物と戦うためのものではなく、音を出し、場を盛り上げるためのものとして用いられました。
刀を使う踊りはほかにもあります。その名も刀の踊りという意味の「エムシリムセ」です。男性二人で踊ります。
あれれ、でもこちらでは刃を相手に向けてしまっていますが…。「そうなんです。イヨマンテリムセがカムイに喜んでもらうための踊りだったのに対して、エムシリムセは魔払い、悪いものを追い払うための踊りであるため、刃を外側に向けています」。ちなみに錆びている刀のほうが強い霊力を持っているとされています。
基本的にカムイに喜んでもらうための踊りでは刃を自分の方に向け、魔払いのための踊りでは、相手を追い出すのが目的なので刃を相手に向けているというわけですね。ちなみに、実際に切れ味を必要とすることがなかったため、刃すらついていない刀も多かったそう。実用の刃物としては小刀のマキリや山刀のタシロを使っていました。血を嫌うカムイ、そして本州との交易で手に入れた大事な舶来品という来歴。それらが融合して誕生した刀を使った踊り。ぜひ刃の向きに注目しながら鑑賞してみてください。
※イヨマンテリムセの「ム」、エムシリムセの「シ」と「ム」はアイヌ語表記では小文字となります。
市村雅代
https://news.walkerplus.com/article/137347/


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台湾出兵の真相解明目指す 日本軍が侵攻した北ルートを調査へ

2018-06-02 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2018/06/01 14:09

5月31日に開かれた記者会見の様子
(屏東 1日 中央社)明治政府が1874年に台湾南部に軍を派遣した「台湾出兵」(牡丹社事件)から今年で144年になる。屏東県獅子郷公所(役所)は5月31日、当時日本軍が現在の獅子郷にある先住民集落に侵攻する際に通った北回りルートの踏査に乗り出すと発表した。伍慶隆代理郷長は、実際に行動することで歴史の真相を解明したいと意気込む。
台湾出兵は、1871年に台湾南部に漂着した宮古島島民が先住民に殺害された事件を発端とする。日本軍は1874年5月、南部に攻め込み、6月には事件が起きた台湾原住民(先住民)パイワン族が住む牡丹社や高士仏(クスクス)社(いずれも現牡丹郷)、女乃社(現獅子郷)を制圧した。
伍代理郷長は、台湾出兵に関する国内外の研究の重点は、総指揮者の西郷従道率いる本隊が通ったルートと赤松則良率いる右翼隊が通った南ルートに集中していると言及。牡丹社や高士仏社については多くの考察がされている一方で、谷干城が指揮する左翼隊が女乃社に侵攻した北ルートについての言及はあまりなく、実際の踏査や詳細な調査は行われていないと指摘した。
歴史の舞台の保存を推進する文化部(文化省)の事業で、屏東県からは牡丹社事件が対象に選ばれたことを受け、郷公所は昨年8月、女乃社などの末裔の青年や長老らと調査隊を結成。昨年末まで10回に分けて日本軍が女乃社などへの侵攻時に通った道を歩いた。
伍代理郷長は、より多くの証拠や記録を見つけようと、日本軍が進攻したのと同じ日の6月2~3日に研究のための踏査を実施することを決めた。2日間をかけて全長約18~22キロを歩く。1年以内に全古道のルートの記録や戦場の照らし合わせ、旧集落の遺跡などの調査を進める計画だという。
(郭シセン/編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201806010005.aspx

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シンプルながら、組み合わせの妙が個性を生むアイヌ文様の数々

2018-06-02 | アイヌ民族関連
Walkerplus / 2018年6月1日 11時0分

魔よけとして使われているアイヌ文様。全体として大きな柄に見えますが、基本の文様はとてもシンプルで、それを連続して使用したり、違う柄と組み合わせることでひとつのデザインとなっています。北海道初の伝統的工芸品に指定された二風谷イタ(お盆)と樹皮を材料とする織物、二風谷アットウシのデザインから代表的なアイヌ文様4種をご紹介します。
アイヌ文様にはいくつか基本的なものがありますが、北海道平取町二風谷地区を代表するものと言われるのが渦巻きの形のモウレノカとウロコの形のラムラムノカです。ちなみにノカというのは日本語の「形」、という意味になります。
特にラムラムノカは木彫りの作品ではよく目にします。このイタは木彫師、貝澤守さんの作品。
地に細かく彫られているのがラムラムノカです。ひとつひとつは3ミリ程度。こんなに細かいのにきっちりとウロコ模様になっています!
彫る時は指先をかすかに前後させてひとつひとつ彫っていきます。離れて見ると静止しているかのよう。
イタの中央に見えるひし形はシクノカといい、神の目の形と言われる文様です。貝澤さんはその中にまでラムラムノカを彫りこんでいました!
お盆の左右に広がるのは渦巻きの形のモウレノカ。この文様は着物でもよく使われます。アットウシの工芸家、藤谷るみ子さんが作った着物の背中にもこのとおり。
中央部にはモウレノカを組み合わせて作ったシマフクロウの目のモチーフがあります。
モウレノカは渦巻きの中央部分をどこまでクルリとさせるかで雰囲気がかなり異なります。同じく藤谷さんの作品で、渦巻きを巻き込んで刺繍したものも。
尖った文様はアイウシノカ。トゲを表現しています。袖部分のアイウシノカ。
背中部分にもアイウシノカをつなげた文様があります。
ひとつひとつはシンプルですが、文様の組み合わせは無限。作家の発想次第で色味を足さずとも個性的なものが仕上がります。天然石と組み合わせて全く別の雰囲気の工芸品を作る作家もいます。アイヌ文様を見かけたら上記のどの文様が使われているのかぜひ探してみて。思いがけず個性的な作品に出会うかもしれません。
※文中のアットウシの「ウシ」、ラムラムノカの「ム」、シクノカの「ク」、アイウシノカの「シ」はアイヌ語表記では小文字となります。
貝沢民芸 ■住所:平取町二風谷76-7 ■電話:01457・2・2584 ■時間:9:00~18:00 ■休み:不定
藤谷民芸店 ■住所:平取町二風谷 ■電話:01457・2・3408(店舗には電話なし。連絡はこの番号へ) ■時間:9:00~17:00ころ ■休み:不定休(11~4月は要事前連絡) 
二風谷工芸館(貝澤守さん、藤谷るみ子さんの作品を販売) ■住所:平取町二風谷61-6 ■電話:01457-2-3299 ■時間:9:00~17:00 ■休み:12/30~1/5(北海道ウォーカー・市村雅代)
https://news.infoseek.co.jp/article/walkerplus_137482/

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今昔の美しいアイヌ民具が見られる「平取町立二風谷アイヌ文化博物館」

2018-06-02 | アイヌ民族関連
Walkerplus / 2018年6月1日 15時0分

木の根元に宝物(アイヌの民具)がある、というイメージだそう
木彫や織物などアイヌ工芸の作家が活躍する平取町二風谷エリア。「平取町立二風谷アイヌ文化博物館」では、この地域出身でアイヌ民具の収集とアイヌ語の録音に人生の多くを費やした萱野茂氏のコレクションをベースに、現代作家の作品も展示しています。敷地内にはアイヌの伝統的な家屋やアイヌの生活に欠かせない樹木も植えられ、総合的にアイヌの暮らしを知ることができます。
にぶたに湖にほど近い場所に建つ一風変わった造りの建物。大きな木の根元を模したものでその洞に当たる部分が「平取町立二風谷アイヌ文化博物館」です。
展示室は、日常の生活で使われていたものが展示されている「アイヌ」ゾーンと祈りや信仰、伝説、物語などの精神文化に触れるための「カムイ」ゾーン、農業や狩猟、運搬、葬送に関する資料を展示した「モシリ」ゾーン、アイヌの技巧と造形美を紹介した「モレウ」ゾーンにゆるやかに分かれています。
入ってすぐは「アイヌ」ゾーン。最初に目に入るのは、戦前に作られたイタ(お盆)です。ラムラムノカ(ウロコの形)とモレウノカ(うずまきの形)は二風谷でよく彫られるデザインですが…ウロコ文様がとにかく細かい! 
二風谷イタと二風谷アットウシ(樹皮を使用した織物)は2013年に北海道で初めて伝統的工芸品に指定。イタは幕末から和人の間で人気が高まり、贈与や交換のために需要が高まりました。
アットウシは、糸を伸ばして織る作業をしますが、織機自体はとてもコンパクト(写真の中央の部分)。
樹皮をはいで、煮て、洗って、層になっている内皮を薄くはがして、それを指で細く割いて、撚る…と、実際に織る作業に入る前に、気の遠くなるような糸づくりの作業があります。
そのアットウシや木綿で作られた着物には見事なアイヌ文様が施されています。
かつて、アイヌの人は毛皮で寒さをしのいでいました。クマやシカ、イヌ、海獣などの皮を利用することが多かったようです。毛皮を直接肌の上に着て、その上にアットウシや木綿で作られた着物を着用していたという記録もあります。
「カムイ」ゾーンには儀式の際に人間がカムイ(神)に祈りを届けるために使用する、イクパスイがずらり。美しい! 
イクパスイは儀式の際、また個人的にカムイに祈りを捧げる際にも使用します。お酒に浸し、イナウという神具や火にふりかけて祈りを捧げました。どれひとつとして同じ模様ななく、裏面には家紋であるシロシが刻まれているものもあります。
展示物には近年まで使用されていたものもあります。「モシリ」ゾーンにある3艘の丸木舟のうち中央のものは、約20年前まで二風谷での儀式で実際に使われていました。
このコーナーでは、アイヌの人々が食べ物を得るために一年を通じてどのような作業をしていたのかを知ることもできます。春から夏にかけては主に漁や採集、秋から冬は狩りと干物などの保存食づくり、と気候に合わせて行動し、食べ物に困らないよう工夫していました。
デザイン面をフィーチャーしている「モレウ」ゾーンには、和人文化の影響を感じさせるような興味深い展示もあります。マキリ(短刀)は実用品であり個性を演出する装飾品でもありましたが、中には和人の家紋のようなものが彫られたものも。
町内外で発見されたアイヌ民具が博物館に持ち込まれることもあります。2017年、町民宅を取り壊した時に出てきたイカヨプ(矢筒)もそうしたもののひとつです。
展示室の入口には現在町内で活躍する木彫家の作品が展示されています。もちろん展示室に入る前にも目に留まりますが、すべての展示を見た後だと改めて先人の技術を受け継いだ結果の作品群であることを感じます。
この博物館に来たら、アイヌの伝統的なチセ(家)が点在する屋外へもぜひ。
チセのまわりに生える約100種の木々は観賞のためだけのものではありません。木の下にある説明書きをぜひ読んでみてください。例えば、北海道でよく見かけるトドマツのアイヌ名は「フプ」。説明によるとアイヌの暮らしでは接着剤として利用されていたとか。確かにヤニがべたべたしますよね。ほか猟のための仮小屋の材料としてや魔よけにも使われていたとか。こうした「使える」木に囲まれたチセを見ているとアイヌの人の暮らしと自然の密接な関係を実感できます。屋内の美しい民具と屋外の樹木=生きた標本の見学はぜひセットでどうぞ。
※文中のラムラムノカの「ム」、アットウシの「ウシ」、カパラミプの「ラ」「プ」、イカヨプの「プ」、フプの「プ」はアイヌ語表記では小文字となります。
■住所:平取町二風谷55 ■電話:01457・2・2892 ■時間:9:00~16:30 ■料金:高校生以上400円 小・中学生150円 ■休み:4/16~11/15はなし。11/16~12/15、1/16~4/15は月曜、12/16~1/15は休館 (北海道ウォーカー・市村雅代)
https://news.infoseek.co.jp/article/walkerplus_137580/

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ポスト平成の天皇制は沖縄、アイヌ、創価学会との接し方が鍵

2018-06-02 | アイヌ民族関連
ニュースポスト 6/2(土) 7:00配信
 作家の佐藤優氏と思想史研究家の片山杜秀氏が「平成史」を語り合うシリーズ。国際情報誌SAPIO誌上で行われた対談は最終回を迎え、単行本『平成史』(小学館)としてまとめられた。最後のテーマは、「今上天皇の足跡」となった。
 * * *
片山:今上天皇は昭和天皇のカリスマが付与された上、祭祀への熱心さや災害時での国民と共感共苦する姿勢の顕示によって、公と私のバランスはよくとれていたと思います。
 ところが皇太子になりますと、もっと私の方につっこんでいる印象がある。今上天皇は人間天皇として素晴らしいと言える。それなら皇太子が人間皇太子を突き詰めて、本当に人間になってしまった方がいいのではないですかと言いたいくらいに、あまりに普通な感じになってくるのではないか。それこそ人間天皇の最終型とも言えるけれど、それで天皇像が新たな民主主義的強固さを獲得できるかというと別問題でしょう。
佐藤:私はポスト平成の天皇制と日本社会は、日本の外部空間との接し方で変わると考えているんです。
片山:外部空間ですか?
佐藤 :そうです。日本には沖縄、アイヌ、そして創価学会という天皇神話を共有していない領域が三つある。この領域との軋轢がどうなっていくかが天皇制の将来を左右するのでは、と。
片山:とくに沖縄とアイヌに対して、今上天皇は意識的にアプローチされてきたように思います。ただ、いまだに沖縄との断絶は存在するし、アイヌについての理解は進んでいない。こうした外部空間との付き合い方から、次代の天皇のありようが更新されていかないと。万世一系というだけでは持続性に陰りが見えてくるように感じます。
佐藤:いま日本は危機に陥っています。それが分断であり、政治の右と左の対立であり、格差です。平成以後、日本人の天皇観がどう変わるか。すなわち直面する危機や、世間外との軋轢を調整できる形になるのか。逆に、その世間外の人々を非国民化していき、さらなる分断や格差を招く形になるのか。ここが一つの大きなポイントになるでしょう。
片山:とすると平成の次の時代、一つの議論が蘇ると想像できます。天皇制ではなく、日本共和国でよいのではないかと。平成とは今上天皇の思想と行動によって特徴づけられた時代でした。今上天皇の「譲位」とともに、天皇のありようは変わるでしょう。
佐藤:その天皇のありようによって、ポスト平成の日本社会の方向性が決まっていくと言えるでしょうね。
●かたやま・もりひで/1963年生まれ。慶應大学法学部教授。思想史研究家。慶應大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。『未完のファシズム』で司馬遼太郎賞受賞。近著に『近代天皇論』(島薗進氏との共著)。
●さとう・まさる/1960年生まれ。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。主な著書に『国家の罠』『自壊する帝国』など。共著に『新・リーダー論』『あぶない一神教』など。SAPIO連載5年分の論考をまとめた『世界観』が発売中。
※SAPIO 2018年5・6月号
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180602-00000011-pseven-soci

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