先住民族関連ニュース

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苫駒大から返還のアイヌの丸木舟 厚真町の指定文化財に

2018-06-30 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2018/6/29配信

町の文化財に指定されたアイヌ民族の丸木舟
 今年、苫小牧駒沢大学から厚真町に返還されたアイヌ民族の丸木舟が、町の文化財に指定された。今回の指定で町指定文化財は計11件となった。町軽舞遺跡調査整理事務所に保管展示されている。
 丸木舟は2007年5月に厚真町上野地区の厚真川河川敷に漂着していたのを、カヌーで川下りをしていた人が発見し、町教育委員会に連絡した。全長6・63メートルの幅58センチ、高さ30センチの大きさで、カツラの木を使っている。調査で約500年前に制作されたと判明。ほぼ完全な形で残る道内最古級のアイヌ民族の丸木舟とされている。
 丸木舟の状態は良く、木を柔らかくして彫るために焼いた際の焦げ跡や、交易で手に入れた金属製の工具で削った跡が残っているなど、当時の製法技術が分かり、資料価値は高いという。苫小牧駒沢大学に寄託し、アイヌ文化を研究する同大環太平洋・アイヌ文化研究所で保管展示してきた。
 同大の経営が学校法人京都育英館に移管されるのが決まり、今年3月に町に返還された。文化財の指定は5月31日に開かれた定例教育委員会で決定した。
 町教委の乾哲也学芸員は「アイヌの歴史を伝える重要なもの」とし、「発見された時の写真や説明などを記載した解説板を作っていきたい」と話している。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/14129/

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松本潤、“北海道”を名づけた男に!「心をこめて演じたい」 共演は深田恭子

2018-06-30 | アイヌ民族関連
シネマカフェ 2018.6.29 Fri 14:00

「嵐」の松本潤が幕末の探検家にして“北海道”の命名者である男を演じる、北海道150年記念ドラマ「永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」の制作が決定。脚本家・大石静によるオリジナル作品となる。
明治2(1869)年に、蝦夷地と呼ばれていた北の大地が「北海道」と命名されてから150年。その命名者、松浦武四郎は現在の三重県松阪市出身で、生涯6回にわたる蝦夷地の探査で、山や川、1万に近い膨大なアイヌ語の地名を記した初めての詳細な地図を刊行。明治維新に際して、現在の行政区画のもととなる北海道の11国86郡の設定に関わった。まさに“この男がいなかったら、北海道は生まれなかった”という人物の壮絶な人生を、NHK札幌放送局が北海道150年記念ドラマとして4Kでドラマ化。
■北海道150年に贈る、“知られざる巨人”のドラマ
松本さんが演じる主人公・松浦武四郎は、幕末から明治初期にかけて200以上の書物を記した探検家にして地理学者、ルポライター、数々の大きな業績を残した“知られざる巨人”。なかでも蝦夷地を28歳から41歳にかけて6回にわたり探査し、その風土や地理を日誌や地図に記録。アイヌの人々と深く交流してアイヌの暮らしと文化を広く紹介し、守ろうとした。明治維新では「北海道」のもととなった「北加伊道」を提案。「カイ」には「この地に生まれたもの」という意味があるという。
今回、オリジナル作品として本作の脚本を務めるのは、大河ドラマ「功名が辻」や連続テレビ小説「ふたりっ子」、ドラマ10「セカンドバージン」などの話題作を手がけてきた大石静。また、「セカンドバージン」や大河ドラマ「平清盛」などに出演してきた深田恭子が、アイヌの女性・リセ役を務める。熊に襲われた武四郎をリセの兄が助けたことから、武四郎と何日か過ごすうちに、彼の人柄に魅せられていくという役どころだ。
■松本潤から“意気込み”メッセージ到着!
150年という節目のタイミングで、このような意義のある作品に参加させていただけることを光栄に思います。この作品を通して、アイヌの人々の文化、北海道の歴史を視聴者の皆様に感じていただけたら嬉しいです。僕にとって、とても大きな挑戦になると思います。大石静さんの力強い脚本を表現できるよう、しっかり準備をし、心をこめて松浦武四郎さんを演じたいと思います。
https://www.cinemacafe.net/article/2018/06/29/57360.html

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高木正勝、ライヴ映像「大山咲み」上映会と大石 始とのトーク・セッションを開催

2018-06-30 | アイヌ民族関連
CDJournal 2018/06/29 14:27 高木正勝

 高木正勝が2016年に〈京都岡崎音楽祭“OKAZAKI LOOPS”〉で披露した伝説的コンサート〈大山咲み〉のライヴ映像上映会が7月23日(月)東京・渋谷 WWWにて開催。上映後には高木と、日本の祭りや民俗芸能を探求する音楽ライター、大石 始とのトーク・セッションも行なわれます。
 ピアノ、アイヌ歌唱、パーカッション、ジプシー・ヴァイオリン、インド楽器など、多様な文化の音楽を融合させながら、村の祝祭を舞台上に再現するかのような高木のコンサート・シリーズ〈山咲み〉。2015年秋に行なった8人編成での公演は、ライヴ・アルバム『山咲み』(NOVUS-004~6 4,500円 + 税)に収録されています。
 〈大山咲み〉は、レギュラー・メンバーに加えて多彩なゲストを招き、総勢20名近くのパフォーマーがオンステージした〈山咲み〉のスペシャル・ヴァージョン。本上映会では、観客の心を揺さぶったライヴ映像を大画面とライヴハウスの音響で上映。また、映像は今回の上映用に特別に編集されています。
https://www.youtube.com/watch?v=3gPbHhHwLIc
■高木正勝コンサート“大山咲み”上映会&トーク・セッション高木正勝 × 大石始
www.novusaxis.com/ooyamaemi_movie.html
2018年7月23日(月)
東京 渋谷 WWW
開場 18:30 / 上映開始 19:30
前売 2,000円 / 当日 2,500円(自由席 / 税込 / 1ドリンク代500円別途必要)
※入場整理番号付
[チケット]
Live Pocket t.livepocket.jp/e/ooyamaemi_movie
WWW店頭
※お問い合わせ: WWW 03-5458-7685 / ノーヴァスアクシス 03-6310-9553
https://www.cdjournal.com/main/news/takagi-masakatsu/79826

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「人類館事件」と博覧会(中)

2018-06-30 | アイヌ民族関連
サイゾー 2018.06.29

学術人類館・アイヌほか(1903年/著者蔵)
 1903年、大阪・天王寺で開催された第5回内国勧業博覧会の場外余興として「人間の展示」が行われた。この「学術人類館」を企画した発起人は、西田正俊という実業家で、彼と展示対象となった人々とが一緒に写ったとされる写真が残されている。この集合写真は、人類館の出演者を写した唯一のものとしてよく知られる一枚で、計19人が3列に並んだ記念写真のような体裁がとられている。
 長年探し求めて、ようやくこの写真を入手することができたのだが、裏側を見てみると、次のような文字が印刷されていた。写真の並び順に従って最上段右から「セイバン人四人ニホン人貳人」、2段目は「チヨウセン人貳人シナ人一人アイヌ人三人リウキウ付人」、3段目は「チヨウセン人一人アイヌ人三人リウキウ人貳人」とある。
 清国留学生からの抗議により外交問題に発展しそうになったため、3月10日の人類館開館以前に展示から外されたはずの「シナ人」(清国人)が写っていることに加えて、「大阪朝日新聞」の3月8日付の記事に「昨七日までに生蕃、熟蕃、琉球、朝鮮、アイヌの五族到着しなほ爪哇、印度其他は未着」と清国人なしの記載があることから、人類館が開館する前の時点で集まっていた出演者と企画者側とが一緒に写った記念写真だと考えていいだろう(ちなみに、熟蕃とは平野部に住み漢族風の生活様式を取り入れていた人々のことで、生蕃とは山地などに住み漢化しなかった先住民のことを指す)。
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http://www.premiumcyzo.com/modules/member/2018/06/post_8555/

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「ブラジル先住民の椅子展」今週末より開催

2018-06-30 | 先住民族関連
メガブラジル 2018/06/29

東京都庭園美術館では、6月30日(土)から9月17日(月)まで「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」が開催される。
ブラジル北部のアマゾン河やシングー川流域で暮らす先住民の人びとが作る一木造りの椅子は、動物のフォルムや機能的なフォルムに独特な幾何学模様が施されており、ユニークなものがたくさんある。
元々、先住民にとっての椅子は、日常生活の中で使用したり、シャーマンによる儀式や結婚式等の特別な機会に用いるなど、彼らの生活や伝統、独自の神話と色濃く結びついており、コミュニティ内の文化的・社会的なシンボルでもあったという。それが今日では、コミュニティの外との繋がりから刺激を受けて、自らのアイデンティティを自然を捉える眼に求め、用途や伝統に縛られないより多様かつ自由な表現が生まれてきているそうだ。
今回の展覧会は、サンパウロの出版社であるベイ出版が収集した300点を超える「先住民の椅子」コレクションの中から、メイナクの人々の手がけた動物を象った椅子を中心に、選りすぐりの17部族の椅子コレクション約90点を取り上げ、紹介する、世界初の展覧会となる。
サンパウロに拠点を持つベイ出版は美術・建築関連の出版社で、社名のベイ (BEĨ)は、ブラジルの先住民の言葉で「もう少し」という意味を持ち、物事の限界に挑み克服しようとする同社の精神を表しているとのこと。
同社は、15年以上前から先住民の椅子の収集を行ってきた。先住民による製作物を単なる標本資料として見るのではなく、ブラジル独自の現代的表現として認め、その造形美について評価・普及することを目的に蒐集活動を行ってきた。
また、会場の構成は世界的建築家の伊東豊雄氏によって手がけられ、旧朝香宮邸(本館)とホワイト キューブのギャラリー(新館)という対照的な空間に分かれる東京都庭園美術館の特徴を生かした構成となっているとのこと。
【展示会概要】
会期:2018年6月30日(土) ~ 9月17日(祝・月)
開館時間:10:00 ~ 18:00(入館は閉館の30分前まで)
     ※7月20日 ~ 8月31日までの毎週金曜日は夜21:00まで開館(入館は20:30まで)
休館日:第2・第4水曜日(7月11日、7月25日、8月8日、8月22日、9月12日)
会場:東京都庭園美術館 本館+新館ギャラリー1
アクセス:東京都港区白金台5–21–9
     [目黒駅]JR 山手線東口/東急目黒線正面口より徒歩7分
     [白金台駅]都営三田線/東京メトロ南北線1 番出口より徒歩6分
入館料:一般1,200(960)円 / 大学生(専修・各種専門学校含む)960(760)円 / 中・高校生600(480)円 / 65歳以上600(480)円 ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
前売券は、e+(イープラス) http://eplus.jp、ファミリーマートのファミポート端末より購入可能。
ウェブサイト:www.teien-art-museum.ne.jp
(文/柳田あや、画像提供/東京都庭園美術館)
写真上/ウルフ作(メイナク)《ジャガー》 ⓒ BEĨ collection / by Rafael Costa
写真下/カマリ作(クイクロ)《ホウカンチョウ》 ⓒ BEĨ collection / by Rafael Costa
http://megabrasil.jp/20180629_39415/

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世界で観測された「ストロベリームーン」

2018-06-30 | 先住民族関連
sorae 6/29(金) 14:13配信

世界で観測された「ストロベリームーン」
2018年6月28日の夜には、満月「ストロベリームーン」が昇りました。
ストロベリームーンとは、北米の先住民による「いちごの収穫時期」を伝える満月、という言い伝えから名付けられたものです。また月は地面に近いほど大きく、そして赤く見えることから、世界中の天文ファンが満月の観測を楽しんだのです。
なお、7月28日には「バック・ムーン(Buck Moon)」が昇ります。これは、牡鹿の角の生え変わりを意味しているそうです。
【関連記事】
Huge ‘Pink Moon’ Rises in Daylight Over Portuguese Castle (Photo)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00010002-sorae_jp-sctch

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