北海道新聞06/14 05:00
【標津】標津アイヌ協会(小川悠治会長)は「松浦武四郎北海道命名150年記念アイヌ民族文化祭」(北海道アイヌ協会主催)が10月20、21の両日、根室管内標津町で開かれることを明らかにした。(椎葉圭一朗)
■武四郎との関わり 講演や紙芝居に
道などの北海道命名150年記念事業の関連企画。北海道アイヌ協会は胆振管内白老町で建設中のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」開設に向け3カ年の普及事業の第1弾として開催地を検討していた。アイヌ民族文化祭の標津開催は初。
文化祭では釧路市阿寒町など近隣のアイヌ文化保存会などが古式舞踊を披露し、武四郎と標津の関わりについての講演や武四郎の生涯をテーマにした紙芝居の上演が行われる予定。武四郎が訪れた町内チャシ跡などを巡るバスツアーも実施する。標津アイヌ協会の小川会長は「標津が選ばれ、地元の会員は感謝し喜んでいる」と歓迎する。
標津町では1789年(寛政元年)、和人の搾取に対し地元のアイヌ民族が「クナシリ・メナシの戦い」を起こしたほか、江戸末期に武四郎がアイヌ民族の案内で町内や北方四島を含めて根室海峡沿いを4回探査している。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/199170
【標津】標津アイヌ協会(小川悠治会長)は「松浦武四郎北海道命名150年記念アイヌ民族文化祭」(北海道アイヌ協会主催)が10月20、21の両日、根室管内標津町で開かれることを明らかにした。(椎葉圭一朗)
■武四郎との関わり 講演や紙芝居に
道などの北海道命名150年記念事業の関連企画。北海道アイヌ協会は胆振管内白老町で建設中のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」開設に向け3カ年の普及事業の第1弾として開催地を検討していた。アイヌ民族文化祭の標津開催は初。
文化祭では釧路市阿寒町など近隣のアイヌ文化保存会などが古式舞踊を披露し、武四郎と標津の関わりについての講演や武四郎の生涯をテーマにした紙芝居の上演が行われる予定。武四郎が訪れた町内チャシ跡などを巡るバスツアーも実施する。標津アイヌ協会の小川会長は「標津が選ばれ、地元の会員は感謝し喜んでいる」と歓迎する。
標津町では1789年(寛政元年)、和人の搾取に対し地元のアイヌ民族が「クナシリ・メナシの戦い」を起こしたほか、江戸末期に武四郎がアイヌ民族の案内で町内や北方四島を含めて根室海峡沿いを4回探査している。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/199170