先住民族関連ニュース

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標津で10月、アイヌ民族文化祭 「象徴空間」事業第1弾

2018-06-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/14 05:00
 【標津】標津アイヌ協会(小川悠治会長)は「松浦武四郎北海道命名150年記念アイヌ民族文化祭」(北海道アイヌ協会主催)が10月20、21の両日、根室管内標津町で開かれることを明らかにした。(椎葉圭一朗)
■武四郎との関わり 講演や紙芝居に
 道などの北海道命名150年記念事業の関連企画。北海道アイヌ協会は胆振管内白老町で建設中のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」開設に向け3カ年の普及事業の第1弾として開催地を検討していた。アイヌ民族文化祭の標津開催は初。
 文化祭では釧路市阿寒町など近隣のアイヌ文化保存会などが古式舞踊を披露し、武四郎と標津の関わりについての講演や武四郎の生涯をテーマにした紙芝居の上演が行われる予定。武四郎が訪れた町内チャシ跡などを巡るバスツアーも実施する。標津アイヌ協会の小川会長は「標津が選ばれ、地元の会員は感謝し喜んでいる」と歓迎する。
 標津町では1789年(寛政元年)、和人の搾取に対し地元のアイヌ民族が「クナシリ・メナシの戦い」を起こしたほか、江戸末期に武四郎がアイヌ民族の案内で町内や北方四島を含めて根室海峡沿いを4回探査している。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/199170

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京大に琉球人など267体の遺骨返還求め提訴へ

2018-06-14 | ウチナー・沖縄
週刊金曜日2018年6月13日9:40AM土岐直彦|
戦前、人類学者らが沖縄の墓から持ち去った遺骨を保管している京都大学に対し、遺骨返還を求める訴えを今夏にも京都地裁に起こす動きが出てきた。琉球民族遺骨返還研究会の松島泰勝代表(龍谷大学教授)が5月20日、沖縄県内で開かれたこの問題に関するシンポジウム(琉球民族独立総合研究学会主催)で明らかにした。アイヌ民族関係の遺骨返還訴訟はあるが、琉球人遺骨では初めて。
同研究会が返還を求めるのは、昭和初期に沖縄県今帰仁村の百按司墓から採取されたとみられる26体。琉球王朝系列の按司(地方支配者)の代々の墓とされ、子孫や関係者、沖縄県内外に支援を求める集団訴訟にする構え。松島代表は「返還要求は先住民の自己決定権行使」とし、先住民の遺骨返還の権利を規定する「国連宣言」(2007年)に則って争うという。
百按司墓遺骨では、松島代表が17年8月、京大総長あてに遺骨返還の要望書提出と情報開示請求をしたが、京大は個別の問い合わせには応じないと返答。マスコミ取材も退ける対応をとってきた。
「遺骨」シンポは3人が登壇。松島代表は背景にあるのは「日本の植民地主義の問題だ」と指摘。国政調査権に基づき京大の保管状況を照会した照屋寛徳衆院議員(社民)は「プラスチック製の箱にご先祖の骨を収め、怒りがわいた」。『琉球新報』の宮城隆尋記者は「先住民族の人権を侵害し続けている」と捉えた。
奄美人の遺骨返還の最新の動きも報告された。鹿児島県奄美地方では今春、返還運動を開始。「京都大学収蔵の奄美人遺骨の返還を求める会」が遺骨を持ち去られた奄美大島、徳之島、喜界島で立ち上がり、5月18日付で国に早期返還の要望書、京大には返還要求書を送った。京大には3島計267体が保管されているとされ、3島の「求める会」を束ねる原井一郎事務局長は「琉球・アイヌ関係者と情報交換、共闘していく」と話す。
(土岐直彦・ジャーナリスト、2018年6月1日号)
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/06/13/antena-259/

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北海道150年 過去と未来考える夏 札幌でイベントとフォーラム

2018-06-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/13 05:00
 札幌の経済人らでつくる「北海道150年物語実行委員会」が今夏、北海道の歴史や未来について考えるイベントとフォーラムを札幌で相次いで開く。
 7月8日には、北海道の名付け親として知られる幕末の探検家松浦武四郎(1818~88年)の功績を伝える「松浦武四郎まつりin札幌」を札幌市中央区の道庁赤れんが庁舎で開催する。昨年に続いて2回目で、武四郎が手がけた北海道と北方四島の「東西蝦夷山川地理取調図(とうざいえぞさんせんちりとりしらべず)」などの地図や、アイヌ民族の指導者が描かれた「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」のレプリカを展示。ノンフィクション作家合田一道さんの講演も行われる。
 8月18、19の両日には、「北海道応援団フォーラム2018」を札幌市北区の北大で開く。「北海道の150年を振り返り、次の50年をどう切り拓(ひら)くか」をテーマに、寺島実郎・日本総研会長や名和豊春・北大学長のほか、北海道ゆかりの官僚や経済人などが講演やパネル討論を行う。「未来への提言」「観光、農業、水産の行方」「地方創生、まちづくり」の各分科会も開かれる。
 いずれも無料。問い合わせは同実行委事務局(電)011・876・0814へ。(中村征太郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/198848

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日本遺産に「上川アイヌ文化」 大雪山系めぐる12市町 温度差解消を

2018-06-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/13 12:59
 地域の景観や歴史、文化を発信する文化庁の「日本遺産」に、大雪山系をめぐる自然とアイヌ民族の“物語”が選ばれた。「カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界」。道内での認定は3例目で道北、道東では初めてだ。上川、十勝両管内にまたがる大雪山国立公園(2268平方キロ)は陸域の国立公園では国内最大。カムイミンタラ(神々の庭)をめぐる関係12市町の連携が、地域を生かすカギを握る。
 2018年度の「日本遺産」が認定された5月25日。人口3600人の小さなマチ上川町は喜びに沸いた。「認定によって注目が集まる。この地域全体のプラスになる」。東京都内で認定証交付式に出席した佐藤芳治町長は力強く話した。
 日本遺産は2015年度に始まったばかりの制度。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界遺産」が自然や文化的価値に主眼を置いて保護を追求するのに対し、「日本遺産」は地域特有の自然やそこで育まれた歴史や文化を「面」として認定し、それらが織りなすストーリーを生かしつつ地域活性化を図る狙いがある。訪日外国人増加策と密接に連動しており、海外への発信に力点を置くのが特徴だ。
 今回の認定対象である12市町は上川町のほか旭川、富良野の両市と上富良野、当麻、比布、愛別、東川の上川管内5町、上士幌、鹿追、士幌、新得の十勝管内4町。中でも上川町は旗振り役として登録に向けてまい進してきた。
 地域の発信力をさらに高めようと、制度の誕生当時から注目。上川町長が会長を務める「大雪山国立公園連絡協議会」を母体に昨年5月から他市町とも連携を深めた。大雪山系をカムイミンタラとして崇拝した「上川アイヌ」の文化を軸としたストーリーの作成や、文化庁との折衝は、町と町教委の職員3人が中心となって奔走した。上川町や旭川市内のアイヌ文化伝承関係者も、ストーリーの点検などに協力した。
 12市町は6月下旬にも「日本遺産推進協議会」を設立。文化庁から各種事業費の一部補助を受け、各地に点在する史跡の様子を紹介するスマートフォン用アプリの開発や現地ツアーの実施、これらツアーを営むためのガイド養成などを始める構えだ。
 上川町には観光地域づくり推進法人(DMO)の候補法人の「株式会社大雪山ツアーズ」がある。さらに、旭川市と周辺自治体は「大雪カムイミンタラDMO」を組織している。実際の事業は、これらのDMOと連携し、官民合同で進めていくことになる。
 ただ、12市町は必ずしも「一枚岩」とはいえない。大雪山系は余りに広く、会議を開くにも、移動だけで半日がかり。普段のやりとりはメールや電話が中心だ。実際、ある自治体の担当者は「登録までは上川町に任せっきりになってしまった。今後は地域活性化策を一緒に考えなければならない」と反省する。
 日本遺産の認定が始まって4年目。対象地域の住民を含めて低い認知度の向上も大きな課題だ。
 昨年、「ニシンの繁栄が息づく町」として認定された檜山管内江差町では、シンポジウムを開催したり、ニシンを模した巨大こいのぼりづくりを町民と行ったりなどの取り組みを重ねた。こうした結果、メインストリートの「いにしえ街道」に今春、地元酪農家がソフトクリーム店を開くなどの動きが出てきたという。江差町の担当者は「文化の活性化は時間がかかる。地道に仕掛ける中で、じわじわと経済効果が出てくるはずだ」と期待する。
 幸い上川町では、町職員の頑張りが、すでにじわじわと地元の活性化につながってきている。その一つが新たなご当地メニューの開発だ。1986年の結成以来、上川のまちおこしの中心を担ってきた「ラーメン日本一の会」が、サケ節やシカの骨をスープのだしに使うなど、アイヌ民族の食文化をメニューに生かそうと取り組みを進めている。ある店主は「うちのマチならではの味として、大々的に売り出したい」と意気込む。
 より多くのお金を観光客に落としてもらうには、地域の滞在時間を引き延ばすことが不可欠だ。そのためにも日本遺産が狙う「面」としての魅力を高める意識を育んでいかなければならないだろう。
 これまでの大雪山観光は、勇壮な自然や温泉が中心だった。アイヌ民族がこの地でどう文化を育んできたのか。記者も含めて余り目を向けてこなかったというのが正直なところだ。行政もアイヌ文化政策に力を入れてきたといえるだろうか。
 大雪山系だけでの「日本遺産」申請では、認定にならなかった可能性もある。
 旭川市内のアイヌ文化伝承関係者は「もっとアイヌ民族に目を向けてほしい」と苦言を呈する。「日本遺産」の認定を、ブームではなく継続的に「アイヌ民族の文化」を見つめ直す大きな機会と捉えてゆきたい。(相沢宏)
※カムイミンタラのラは小さい字(「大雪カムイミンタラDMO」を除く)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/198982

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通勤通学ラッシュの札幌駅でどうやって?アイヌ像から矢を盗んで逮捕の男(動画)

2018-06-14 | アイヌ民族関連
「午前8時55分に盗んだ」のナゼ
UHBニュース 2018年6月13日19:20
 アイヌ像の矢を盗んだとして逮捕された男は、JR札幌駅が大混雑する朝の通勤通学時間に、犯行に及んだと供述していることがわかりました。
 古村知華記者:「通勤などでたくさんの人が行き交うこの時間に男は矢を盗みました、いったいどうやって?」
 12日、札幌駅西口にある「イランカラプテ像」の背中の矢1本を盗んだ疑いで逮捕された男。朝の8時55分に盗んだという供述に通勤客は?
 札幌市民:「えーーーーー! どうやってのぼっていくの?」「あがりようないでしょこれ」「こんな人通り多いときにやったの??信じられない、恥だね」「普段はちらっと横目で見ながら通り過ぎる」
 警察によりますとアイヌ像は高さ約2.5メートルで、防犯カメラには手を伸ばして矢を盗む竹内容疑者が映っていたということです。
https://uhb.jp/news/?id=4887

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札幌駅のアイヌ像から矢盗む 容疑の55歳男を逮捕

2018-06-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/13 15:46 更新
 JR札幌駅構内のアイヌ民族の木像から装飾品の矢を盗んだとして、札幌北署は12日、窃盗の疑いで、住所不定、自称建設作業員の男(55)を逮捕した。
 逮捕容疑は同日午前8時55分ごろ、駅構内に設置されたアイヌ民族のエカシ(長老)像から装飾品の矢1本を盗んだ疑い。男は「芸術的なものに興味があった」と供述しているという。
 同署などによると、木像は彫刻家の藤戸竹喜さんが制作し、一般社団法人札幌大ウレシパクラブ(札幌)が2014年に設置。台座を含めた高さは約2・5メートルで、背負っている筒には矢数本が入っていた。「棒を持った不審者がいる」と通行人から通報があり警察官が男を職務質問したところ、所持品から矢が見つかった。
※「ウレシパ」の「シ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/198859

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札幌駅でアイヌ像の矢盗む 55歳男逮捕「芸術的なものに興味あった」

2018-06-14 | アイヌ民族関連
産経ニュース2018.6.13 14:02
 JR札幌駅構内に設置されているアイヌ民族の木像から装飾品の矢を盗んだとして、札幌・北署は12日、窃盗の疑いで住所不定、自称建設作業員、竹内太刀夫容疑者(55)を逮捕した。
 逮捕容疑は12日午前8時55分ごろ、札幌駅構内で、アイヌのエカシ(長老)を模した木彫りの像から装飾品の矢1本を盗んだとしている。「芸術的なものに興味があった」と容疑を認めている。
 像は彫刻家の藤戸竹喜さんが制作し、平成26年に設置された。台座を含め高さ約2・5メートルで、背負っている筒に複数の矢が入っている。
 署によると、棒を持った人がいると通報があり、警察官が駅構内にいた竹内容疑者に職務質問すると、持ち物から矢が見つかった。
https://www.sankei.com/affairs/news/180613/afr1806130016-n1.html

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ウレㇱパクラブの活動がNHKの番組で紹介されました

2018-06-14 | アイヌ民族関連
札幌大学 2018.06.13
一般社団法人札幌大学ウレシパクラブの活動が、6月4日(月)に放送されたNHK「ほっとニュース北海道」にて紹介されました。
NHK札幌放送局では、今年北海道命名150年を迎えることを受け、あらためてアイヌ文化の魅力を伝えるため、毎週月曜日に「イランカラプテプロジェクト」と題したコーナーを設けています。
このたびはこのコーナーで、アイヌ文化を次世代に受け継ぐ若者たちとしてウレシパクラブの活動が取り上げられました。主に、今年の春に同クラブに加わった新入生が、次代のアイヌ文化の担い手として踊りの練習やアイヌ語の学習に取り組む様子が紹介されています。
また同クラブでは、北海道命名150年にちなんだ道の「北海道みらい事業」の一環として、8月に「ミナアンロー」と題したアイヌ漫才&アイヌ語カラオケ大会の開催を予定しています。
このことについては、6月4日(月)の北海道新聞夕刊に掲載されました。
ミナアンローとは、アイヌ語で「笑いましょう」を意味し、大会では、アイヌ民族の民話や風習を取り入れた漫才の披露や、日本のポップスや歌謡曲をアイヌ語で歌い、アイヌ文化の多様性を紹介、発信します。同紙の取材にこたえた運営リーダーを務める小島裕志さん(歴史文化専攻3年)は、アイヌ文化に興味を持つ人が増えることを期待し、歌って笑える楽しい大会にしたいと話しています。
ウレシパクラブについてはこちら
https://www.sapporo-u.ac.jp/univ_guide/affiliate/ureshipa.html#content02
【問い合わせ】一般社団法人札幌大学ウレシパクラブ TEL:011-852-9335
https://www.sapporo-u.ac.jp/news/topics/2018/0613132632.html

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富山で星野道夫巡回展 アラスカの大自然を収めた写真約180点展示 /富山

2018-06-14 | 先住民族関連
みんなの経済新聞ネットワーク 6/13(水) 11:00
「高志の国文学館」(富山市舟橋南町)で現在、写真家・探検家として知られる星野道夫の巡回展「没後20年 星野道夫の旅 Selection」が開催されている。(富山経済新聞)
 1952(昭和27)年、千葉県生まれの星野は、高校時代からアメリカに放浪の旅へと出掛け、慶応大学経済学部に進んでからは探検部に在籍。在学中に米アラスカ州のシシュマレフ村でエスキモーの一家と過ごしたことで、終生、アラスカへと魅了されていくことになる。同大卒業後、動物写真の第一人者・田中光常の助手を経て、1978(昭和53)年にアラスカ大学野生動物管理学部への入学を機に現地へと移住。アラスカで暮らす先住民族や雄大な大自然の姿を数多くカメラに収めた。1986(昭和61)年に第3回「アニマ賞」、1990年に第15回「木村伊兵衛写真賞」を受賞。1996年、テレビ番組のロケ中に不慮の事故で急逝した。
 星野の没後20年を迎えた2016年に催された企画展の巡回は、東海・北陸地域では今回が初となる。「夕暮れの極北の河を渡るカリブー」「ザトウクジラのブリーチング」「氷上でくつろぐホッキョクグマ」などの代表作を含む約180点を、「イントロダクション:アラスカとの出会い」「マスターピース」「生命のつながり」「神話の世界」「星野道夫の部屋」の5章に分けて展示。「旅をする木」「長い旅の途上」などの名著も残した星野の言葉や、生前の密着映像も紹介し、アラスカと共に生きた星野の人生を辿る。
 展示初日には妻・直子さんによるギャラリートーク、スライド写真を用いた講演が行われ、多くの聴衆を集めた。夫婦で訪れたという富山市内在住の30代男性は「極北の自然と動物、そこに暮らす人々の美しく壮大な写真に魅了された。現地の人と満面の笑みで洋服交換する星野の写真もあり、彼の人柄が出ているなと思った。写真に添えられた詩的なエッセーにも心が揺り動かされた」と話す。
 関連イベントとして7月1日にノンフィクション作家・柳田邦男さんによる記念講演「若き日の旅立ちと眼差し/極北で見つめた生命の真実」が行われるほか、星野が執筆した絵本の読み聞かせ(6月24日)や、朗読(7月8日)も企画されている。
 開館時間は9時30分~18時。火曜休館。観覧料は、一般=500円、大学生=250円。7月30日まで。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180613-00000012-minkei-l16

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「アットゥシ」の木、今年も伐採 当麻 アイヌ民族織物原料、平取へ

2018-06-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/12 05:00
 【当麻】アイヌ民族の伝統衣料「アットゥシ」(樹皮の反物)の原料木「オヒョウ」の伐採が11日、町開明の道有林で始まった。アットゥシ織り職人の多い日高管内平取町二風谷の周辺で原料木の確保が難しいため、道が協力し、約30本を販売する。
 アットゥシは2013年度に経済産業省が道内で初めて指定した伝統的工芸品だが、二風谷周辺では、伐採しやすい林道沿いのオヒョウが減少している。このため、道と国が14年度から平取町と同町二風谷民芸組合に樹木を売却している。道の樹木の売却価格は1本約900円。
 当麻町の道有林では14~15年度に計66本を提供。16~17年度には占冠、南富良野の国有林でも計60本が伐採、提供された。
 11日は平取から町職員ら8人が当麻を訪れた。採取に適した直径20~26センチのオヒョウの幹の表面に、なたで切り目を入れ、樹皮をはいだ後にチェーンソーで木を切り倒した。
 当麻町での伐採は17日までの予定で、樹皮から糸への加工は平取町で行う。道は来年度、空知管内の道有林の木を提供する予定で、平取町アイヌ施策推進課の吉原秀喜学芸員は「材料が手に入れにくくなる中、道の協力は大変ありがたい」と話している。(相沢宏)
☆アットゥシのシは小文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/198551

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アイヌ文様刺しゅうに/明輝高授業で挑戦【釧路】

2018-06-14 | アイヌ民族関連
釧路新聞2018.06.12

 釧路明輝高校(藤井一志校長)は11日、同校で3年生が「アイヌ民族の衣装と文様」をテーマにアイヌ文様について学び、刺しゅうを体験した。同授業は、通年で実施する同校独自の設定科目「アイヌ学」の一環。7人の外部講師から歌や踊り、料理、刺しゅうなど体験的な学習を通して、アイヌ文化や伝統を肌で感じ学んでいる。
 この日は、12人の生徒が、アイヌ語り部などとして活動している郷右近富貴子さんから刺しゅうを学んだ。生徒たちは、5種類のアイヌ文様の紹介と刺しゅうの手順などの説明を受け、布袋に鉛筆で、5種類の中から気に入った文様を組み合わせるなど下書き。それから、それぞれ文様の刺しゅうに挑戦した。
 生徒たちは、下書きの文様に沿い、郷右近さんにチェーンステッチのやり方や針さばきなどを熱心に質問。仲間同士で相談し合いながら、悪戦苦闘し作品製作に取り組んだ。福田優希さん(17)は、「最初は難しかったが、慣れると思っていたよりもスムーズにできるようになった」と笑顔で話していた。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/6401

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悪戦苦闘も「楽しい」 アイヌ民族楽器・トンコリ演奏体験-白老

2018-06-14 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2018/6/12配信
 白老モシリは9日、しらおいイオル事務所チキサニでトンコリ演奏体験を行った。町内外から9人が参加し、アイヌ民族の楽器として伝わるトンコリの演奏に挑戦。両手を使って演奏しながら歌を歌うなど、参加者たちはトンコリが奏でる音色に魅了されていた。
 トンコリは、サハリン(樺太)に住んでいたアイヌ民族が古くから使用してきた弦楽器。エゾマツなどの木材を使用して作り、人の体を模った形をしており、それぞれに人体と同じ名称が付けられている。弾いて楽しむだけでなく、子守歌の代わりに聞かせたり、お祝い事などで歌や踊りの伴奏として演奏されてきた。
 この日は、小学生のころからトンコリ演奏を行っている緑丘保育園で保育士をしている山内絵美莉さん(21)が講師を務め、「ケヘケヘ ヘタニパイェアン」「トーキト ランラン」の2曲に挑戦。両手を使って弦を弾くトンコリの難しさに参加者たちは悪戦苦闘しながらも、奏でる音色の美しさに「難しいけど楽しいね」と話しながら、何度も練習を重ねていた。
 初めてトンコリに触れた町内の田村弘子さん(75)は「きれいな音色だけどなかなかうまく音が出ないし、両手を使うのって難しい。でも楽しいのでぜひトンコリを覚えたい」と話した。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/14010/

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