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改修29億円 解体か存続か…北海道百年記念塔(特集1)動画

2018-06-17 | アイヌ民族関連
HTB 6/15(金) 19:55配信
 札幌の野幌森林公園にある北海道開拓100年に合わせて建てられた記念塔です。完成から50年も経たず、解体が取りざたされています。
 札幌市厚別区、野幌森林公園にそびえたつ北海道百年記念塔です。開拓使の設置から100年目となる1968年に着工。その2年後に完成しました。開拓100年にちなんで、高さは100メートル。展望台からは札幌のマチが一望できます。
 江別市のカントリーサインに描かれるなど、地元のランドマークとして親しまれてきました。しかし、4年前から立ち入り禁止の状態が続いています。
 「塔の周辺に赤く錆びた欠片が落ちています」(大佐賀南記者レポート)
 完成からまもなく半世紀。老朽化が深刻です。「壁が崩れている」(道文化振興課/佐藤恵一主幹)。
 外から見ただけでも、ところどころに腐食してできた穴が。さらに、床に走る大きな亀裂。ドアの上にも腐食がみられます。
 道の試算では、記念塔を、中に人が入れるように修復・維持する場合、今後50年間でかかる費用はおよそ28億6000万円。現状のまま維持する場合でも26億5000万円です。一方、記念塔を解体する場合の費用は4億1000万円と見積もられています。
 百年記念塔からほど近い、江別市文京台で自治会長を務める小原克嘉さんは、四季折々の百年記念塔を眺めながら30年暮らしてきました。
 「文京台地域のシンボル。(地元に)住んでいる私たちは残してほしいという希望を持っている」(小原克嘉さん)
 道が開いたワークショップには、地元の自治会や自然保護団体、学生らが参加。記念塔の存続について、様々な立場から意見が上がりました。
「(地元の)子どもはどこにいても記念塔を探す。郷土愛を再確認する場」(子ども会関係者)
「百年記念塔は私たちアイヌにとってどういうものか。(開拓では)土地と言葉と文化を奪われた。早く解体してほしい」(アイヌ民族の男性)
 さらに、同じ野幌森林公園にある北海道開拓の村も、利用者は開業時と比べ半分以下に。開拓時代の貴重な建造物も、十分な修繕ができない状況が続いています。開拓の村でボランティアを務めている男性は…。
「(記念塔を)維持する金があるなら村の建物を直してくれという意見を言いに来た」(開拓の村ボランティア)
 道は、百年記念塔、開拓の村、それに北海道博物館を含めた百年記念施設の活用についてことし中に構想を取りまとめます。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180615-00000014-hbcv-hok

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IR誘致目指す苫小牧市が「国際リゾート構想」公表

2018-06-17 | アイヌ民族関連
北海道新聞06/15 10:17 更新
 【苫小牧】苫小牧市は14日の市議会総合開発特別委員会で、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致に向けた「苫小牧国際リゾート構想」を公表した。IRを核とする国際リゾートエリアを新千歳空港に隣接する植苗地区に選定。空港や国道とのアクセス道路整備、道央道のインターチェンジ新設を盛り込んだ。
 IRを北海道観光のゲートウエー(玄関)と位置付け、1万5千平方メートル以内のカジノ、収容5千人の国際会議場、千~2千室の宿泊施設、3千席程度の劇場、アイヌ文化体験施設などを整備。開業は最短2024年を想定し、来場者数は年間600万~839万人、売上高は1200億~1600億円を見込む。
 ギャンブル依存症対策として研究機関の設立や、IR事業者の必須条件に「依存症対策の実行能力」を掲げた。市は構想をIR事業者などに示し、整備申請主体の道を通じて国に誘致を働きかける。(若松樹)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/199582

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