先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文化のナショナルセンター「ウポポイ」が2020年4月24日にオープン(内閣官房等)

2019-07-13 | アイヌ民族関連
日本商工会議所 2019年7月12日 17:17
 アイヌ文化の復興・創造のためのナショナルセンターとなる民族共生象徴空間(愛称:ウポポイ)が、2020年4月24日に北海道白老町のポロト湖畔でオープンする。
 「ウポポイ」とは、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味し、北日本エリア初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」、アイヌ文化の体験の場である「国立民族共生公園」等から構成される。衣食住や舞踊、工芸など様々なアイヌ文化を体験できるほか、多彩な展示・プログラムや北海道の自然を生かした季節ごとのイベント等を実施予定。
 詳細は、下記サイトをご覧ください。
 https://www.ainu-upopoy.jp/
 観光ナビ https://www.jcci.or.jp/region/tourism/
 民族共生象徴空間交流促進官民応援ネットワーク https://www.akarenga-h.jp/symbolic_space/
 アイヌ文化情報オンライン「ピリカカンピ」 https://ja-jp.facebook.com/pirkakanpi
 内閣官房アイヌ総合政策室 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ainusuishin/
https://www.jcci.or.jp/news/trend-box/2019/0712171704.html

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自然xアイヌ文化xデジタルアート融合の体験型観光コンテンツ「阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA

2019-07-13 | アイヌ民族関連
(カムイルミナ)」北海道・阿寒摩周国立公園に7月5日グランドオープン!
PRタイムス2019年7月12日 15時19分
2019年は11月10日まで毎夜開催
火山と森と湖が織りなす原生的な自然を有する阿寒摩周国立公園を舞台に、光や映像、音響、インタラクティブな仕掛けが散りばめられた夜の森を冒険する、これまでにない体験型観光コンテンツ、「阿寒湖の森ナイトウォーク KAMUY LUMINA(カムイルミナ)」が北海道釧路市阿寒湖畔に誕生!
https://www.youtube.com/watch?v=h7dkunO63VQ
▲KAMUY LUMINA紹介動画
阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社(北海道釧路市阿寒町 代表取締役社長:大西雅之)は世界最高峰のマルチメディア・エンターテイメント・カンパニー、Moment Factory(モーメント・ファクトリー 本社:カナダケベック州モントリオール)と提携し、アイヌの人々との共同制作による体験型観光コンテンツ「阿寒湖の森ナイトウォーク『KAMUY LUMINA(カムイルミナ)』」を2019年7月5日、グランドオープンいたしました。
オープンに先立ち7月1~3日は公開リハーサルが行われ、3日間で延べ1,000人近くが詰めかけ長蛇の列ができました。来場者からは、「自然と一体化したプロジェクションマッピングが幻想的で感動した」「フクロウが木にとまっているみたいなリアルさに驚いた」といった驚きや感動の声が寄せられ、地元住民や観光客など多くの来場者で賑わいました。
7月4日はオープニングセレモニーとメディア内覧会が開催され、関係者ら約150人が出席。本事業の開業を祝うとともに、アイヌ民族の神事「カムイノミ」で安全と成功を祈願しました。
主催側を代表して登壇した阿寒アドベンチャーツーリズム代表取締役社長 大西雅之は、「阿寒湖温泉は、自然との共生を第一とするアイヌ民族と一緒になって作り上げている町です。このKAMUY LUMINAを通じて、アイヌの人たちと一緒に阿寒の自然の素晴らしさとアイヌ文化の魅力を世界へ発信していきたいと願っております。」と挨拶しました。
Moment Factory社CEOドミニク・オーディット氏は、「今回のKAMUY LUMINAの制作にあたっては、国立公園内の規制やルールに対応し自然環境に配慮するため、我々としても多くの新しいチャレンジ。アイヌ文化とのコラボレーションという点では、どうすればこの素晴らしいアイヌの文化と『自然との共生』というテーマが皆さまに伝わるか、阿寒アイヌの方々と何度も何度もディスカッションを重ね、創り上げることができました。アイヌの方々に心から感謝申し上げます。」と述べました。
舞台となる夜の森の中には、プロジェクション・マッピングやシノグラフィー(光と音の舞台装置)、光り輝くリズムスティックと連動したインタラクティブな仕掛けなどが多数盛りこまれています。阿寒湖畔の地形や景観を活かした演出も見どころのひとつで、本物の木の枝にとまっているかのように映し出されるフクロウの姿や羽ばたく音、木立の中を駆け抜けるエゾシカの姿、湖畔に現れる幻想的なマリモなど、森に暮らす動植物の姿がリアルに生き生きと、自然の中に溶け込むように描かれています。
KAMUY LUMINAは、Moment Factory社がその土地の文化と自然をもとに創り上げ、カナダやシンガポールなど世界中で展開するマルチメディア・エンターテイメント体験「ルミナ・ナイトウォーク」シリーズの世界10作目の作品となり、同シリーズとしては、世界で初めての国立公園内での開催となります。また、環境省や林野庁、前田一歩園財団(阿寒湖周辺の森林約3,600ヘクタールを所有し管理する団体)とも協力し、国立公園の自然環境に配慮したプログラム作りを進めました。同事業の収益の一部は、自然環境保護活動、アイヌ文化振興に寄付され、この森と湖の保全とアイヌ文化の発展に活用されます。
▲KAMUY LUMINAのコースは日中も歩くことができるようになっています。KAMUY LUMINAで夜の森を歩いた後、日中に散策してみると、さらにこの森の素晴らしさを楽しむことができるでしょう。
KAMUY LUMINAの物語
アイヌの世界には、動物たちの魂を神の国へ送る、とても大切な儀礼や作法が存在します。それをないがしろにし、動物を敬わなくなった人間たちにアイヌの神カムイは怒り、食料となるシカや魚を人間の世界に送ることをやめてしまいました。そんな中、村の守り神であるシマフクロウは、人間たちにもう一度チャンスをあげたいと考え、小鳥のカケスにカムイの世界へのメッセージを託します。
しかし、めんどうなことがひとつだけありました。それは、カケスが森一番の美声の持ち主にもかかわらず、リズムをはずしてしまうことでした。みんなのサポートがなければ、カケスはリズムを刻み続けることができないのです。阿寒湖の森に動物たちが戻ってきてくれることを願い、カムイの世界への冒険の旅に出かけましょう。
KAMUY LUMINAのゾーンとリズムスティック
阿寒のアイヌに古くから伝わるユーカラ(叙事詩)「フクロウとカケスの物語」をベースに、自然への感謝を忘れかけている人間をカムイ(アイヌ語で神々の意)がいさめるストーリーが8つのゾーンで展開されます。主人公である村の守り神シマフクロウと小鳥のカケスとともに、ゲスト自らもリズムスティックをタップし、リズムを刻む手助けをすることで物語に参加する仕組みになっています。
旅のガイドとなるリズムスティック
参加者は、アイヌの杖をモチーフに作られた「リズムスティック」を手に、真っ暗な夜の森を歩いていきます。このリズムスティックは、特定の場所に到着するとナレーションや音楽が流れたり、さまざまな色に輝く仕組みになっています。また、各ゾーン間の遊歩道には、自然環境に配慮し電灯などを設置していないため、ゾーン間を歩き始めると、自動的にリズムスティックの光が点灯し、足元を照らす道しるべとなります。
「森の入口 - ENTER THE FOREST - 」
阿寒湖畔を進むと、KAMUY LUMINAのある森にたどり着く。
森の入口で、この旅のガイドとなる魔法の杖「リズムスティック」を手にしゲートを越えると、カムイの世界への冒険の旅が始まります。
ゾーン1 「守り神 - THE PROTECTOR - 」
飢餓が訪れた人間界。
村の守り神のフクロウは、この危機を救うため、カムイの世界へメッセージを届けられる使者を探しています。
ゾーン4 「マリモのメッセージ」
湖のほとりに到着すると、魚たちが木をつたい、カムイの世界へ帰っていくのが見えます。
そこへ、みんなを助けようと阿寒湖の天然記念物「マリモ」が現れました。
▲マリモたちが現れる湖のほとりに着くと、そこには生い茂る森が開けてぽっかり開いた空間が現れます。そこから空を見上げると、満点の星空や神々しい月明かりが!
ゾーン5 「カムイの世界 - LAND OF THE KAMUY - 」
カムイの世界に近づくにつれ、森が瞬き、幻想的な光の空間が広がっていきます。
すると、カムイの世界とアイヌの世界を結ぶ、神聖な窓「神窓」が目の前に。
カケスは、この神窓をくぐり抜け、無事カムイの世界にたどり着くことができるのでしょうか。
​ゾーン 6 「警告 - A WARNING - 」
一帯に響き渡るカムイの警告。
カムイから教えをいただく準備はできましたか?
▲エネルギーが集結するパワースポットといわれる泥火山の「ボッケ」を活用したゾーン。その地形と、秘められたパワーを活かした神秘的な空間が演出されています。時折漂うボッケからの硫黄臭も相まって、まるで異次元にいるかのような不思議な感覚に。
ゾーン7 「リズムにのせて - A COLLECTIVE RHYTHM - 」
カムイの声を心に刻み、前へ進むとカケスの姿がいつの間にか消えていました。
その先で待っていたのはフクロウ。
カムイの教えが理解できたことを伝えなければなりません。
動物たちの魂をこの世界に戻すため、みんなでリズムスティックをタップして一緒に返事をしましょう!
ゾーン8 「フクロウの元へ - THE RETURN - 」
皆さんのおかげで、カムイに会い、任務を果たしたカケス。
ついに、動物たちは森に帰り、豊かな自然を取り戻すことができました。
フクロウは、皆さんとまた会える日を楽しみにしています。
舞台は、北海道「阿寒摩周国立公園」。火山と森と湖が織りなす原生的な自然に溢れ、日本一酸素濃度が高いと言われている神秘的なエリア。今もなお手つかずの美しい自然が多く残る阿寒湖温泉地区は、アイヌ民族と和人(アイヌ以外の日本人)がともに暮らしてきた歴史を持つ稀有な土地。1957年、阿寒の環境保全に務める前田一歩園の前田光子氏は、アイヌ民族に土地を開放し、木彫りの作業場などを提供。アイヌ民族の自立を支援したことから、現在も友好な関係が続いています。
阿寒のアイヌコタン(村)では、古式舞踊と呼ばれる伝統的な踊りやムックリ(口琴)、トンコリ(五絃琴)の演奏など、代々受け継がれてきた文化を現在も発信し続けています。中でもアイヌ民族は、文字を持たず、代わりにユーカラと呼ばれる叙事詩を口承で次の世代に伝え、その文化を守ってきました。KAMUY LUMINAのストーリーは、アイヌの人々が古くから語り継いできた「大飢饉から人々を救ったカケスの神の物語」を題材とし、自然を敬い感謝し、共存してきたアイヌ民族が大切にする世界観、「自然との共生の大切さ」がテーマになっています。
KAMUY LUMINAのゾーンの中で流れている「フーンコ フンコ フーンコ」というメロディーは、シマフクロウの鳴き声を真似たもので、昭和期のアイヌ文化伝承者、四宅ヤエ氏本人が語ったユーカラの音源を使用しています。また、彼女の親族である平良智子氏が、今回のために新たにこのユーカラをレコーディング。渡辺かよ氏、床絵美氏、郷右近富貴子氏ら阿寒のアイヌが、ムックリやトンコリの演奏や歌で華を添えています。
KAMUY LUMINA 開催概要
【開催期間】2019年7月5日(金)~2019年11月10日(日)
*冬季は積雪のため休業し、翌春より再オープン(2020年は5月下旬~11月上旬開催予定)
【開催時間】
7月19:30~22:30|8月19:00~22:30|9月18:00~22:30|10月17:30~22:30 | 11月17:00-21:30(予定)
*日没30分後からのスタートのため、日毎に若干の時間変動があります。
開催場所
【会 場】阿寒摩周国立公園内 阿寒湖温泉ボッケの森遊歩道
【スタート地点】阿寒観光汽船「マリモの里桟橋」北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目5-20
*阿寒湖温泉街、阿寒バスターミナルより徒歩約5分
所要時間
約45分(歩行距離:約1.2 km)
諸注意事項
◆ 雨天決行(荒天の場合は中止とすることがあります。)
  コース内での傘の使用は不可(チケットブースでレインコートを販売しています。)
◆ 舗装されていない森の中の遊歩道を歩くため、スニーカーなど歩きやすい靴でご参加ください。
◆ 写真撮影は可能ですが、フラッシュの使用は禁止となります。
入場料
大人(中学生以上) 前売2,700円|当日3,000円    
子供(小学生)  前売1,350円|当日1,500円
※未就学児は無料、障がい者優待料金あり
「KAMUY LUMINA」と「ロストカムイ」@阿寒湖アイヌシアターとのお得なセット券も販売中
KAMUY LUMINA+ロストカムイ セット券
大人(中学生以上)3,800円|子供(小学生)1,900円
※セット券は、KAMUY LUMINAチケットブースおよび阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」窓口、阿寒湖地区のホテルで販売しております。
【参照】大人料金 KAMUY LUMINA 3,000円+ロストカムイ 2,200円=合計5,200円⇒3,800円
アイヌ古式舞踊×現代舞踊×デジタルアート融合の舞台演目「阿寒ユーカラ『ロストカムイ』」
~阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」にて毎日上演中~
2019年3月より上演する阿寒ユーカラ「ロストカムイ」は、失われたカムイ、ホロケウカムイ(エゾオオカミ)の絶滅を題材に、「アイヌとエゾオオカミとの共生」をテーマとした物語が、アイヌ古式舞踊、現代舞踊、3DCG、7.1chサラウンドを組み合わせ、5台のプロジェクターで舞台を立体化し舞台に再現されます。
アイヌ文化をより深く理解するために、KAMUY LUMINAとともにお楽しみください。
ロストカムイ公式サイト:https://www.akanainu.jp/lostkamuy/
「ロストカムイ」上演開始プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000042153.html
【KAMUY LUMINA運営会社・お問い合わせ先】
阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社 TEL: 0154-65-7121
KAMUY LUMINA公式サイト:http://www.kamuylumina.jp
Moment Factory(モーメントファクトリー)社について
Moment Factoryは、カナダ・モントリオールを本拠地とする、世界最高峰のマルチメディア・エンターテイメント・カンパニーです。映像、照明、建築、音響、特殊効果など多種多様な専門性を持つエキスパートたちがチームを組み、これまでにない独創的なデジタル体験を生み出しています。モントリオールの他にも、ロサンゼルス、ロンドン、ニューヨーク、パリ、東京にも拠点を置き、グローバルな活動を展開。スペインの世界遺産「サグラダ・ファミリア」でのプロジェクションマッピングやシンガポール・チャンギ国際空港での空間演出、シルク・ドゥ・ソレイユや安室奈美恵ファイナルツアーの演出など、2001年の創業以来、世界各地で400以上ものショーやイベント、美術館や空港、観光地などのプロジェクトを手掛け、高い評価を得ています。
ウェブサイト:https://momentfactory.com
阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社について
阿寒湖温泉が有する豊かな自然環境と地域独自の文化であるアイヌ文化を活かした「アドベンチャーツーリズム」の推進を目的に、2018年4月に設立されました。地域における「自然×異文化×アクティビティ」を体感するアドベンチャーツーリズムの先導会社として、新たな事業の創出や観光コンテンツの開発等に取り組み、阿寒湖温泉の価値の最大化を目指しています。
ウェブサイト:http://akanat.co.jp
阿寒湖温泉地区へのアクセス
釧路・阿寒湖観光公式サイト SUPER FANTASTIC: http://ja.kushiro-lakeakan.com/area/area_akanko/
阿寒湖温泉へのアクセス: http://ja.kushiro-lakeakan.com/travelinfo/
たんちょう釧路空港から阿寒エアポートライナーまたは路線バスにて約60~70分
【本プレスリリース・情報掲載・取材に関するお問い合わせ先】
報道関係・メディアの皆さまからのお問い合わせや取材のお申し込みは、広報事務局にてお受けいたします。
KAMUY LUMINA 広報事務局:丸雄・今野(株式会社ソラリス・スペース内)
Email: lake-akan@solarispace.com
お問い合わせフォーム(https://forms.gle/6RWNX6DX7Cz8rT1b7)
【本事業の内容に関するお問い合わせ先】
阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社 TEL: 0154-65-7121
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000042153.html

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アイヌ文化を体験 仙台市の片平丁小児童ら交流-白老

2019-07-13 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2019/7/12配信

白老町のコロポックルでのアイヌ文化体験で、民族衣装を着る片平丁小の児童=10日
 仙台市の片平丁小学校の児童や教員、保護者らの訪問団8人が10日から12日にかけて白老町に滞在し、姉妹校を結ぶ白老小児童との交流やアイヌ文化の体験を楽しんだ。
 片平丁小と白老小は毎年交互に訪問団を派遣し、交流を深めている。今回は片平丁小6年の小野寺優花さん(12)と會田将太郎君(11)、5年生の高橋晶さん(11)と藤原桜介君(11)の児童4人のほか、引率の佐藤哲郎校長やPTA関係者ら4人の訪問団が白老町に訪れた。
 初日の10日は白老町役場を表敬訪問。戸田安彦町長は児童らに「白老で良い思い出をつくってください」と語り掛け、記念品をプレゼント。児童らは「白老でのいろんな体験が楽しみ」「いつか白老に来たいと思っていた。とてもわくわくしている」と声を弾ませた。その後、一行は町内のアイヌ文化体験施設コロポックルを訪れ、アイヌの民族衣装を着たり、伝統楽器ムックリ作りを体験したりした。
 白老民俗芸能保存会の倉部テル子さん(72)から民族衣装を着させてもらった小野寺さんは「デザインがすごくかわいい。アイヌ文様も面白い」と笑顔を見せた。
 翌日の11日、児童らはホームステイ先から白老小へ登校。校内を見学した後、全校歓迎集会に参加し、姉妹校の子ども同士の絆を深め合った。
 同日夜もホームステイを楽しみ、翌日の12日に白老小でのお別れ会に参加。再会を誓い合い、3日間の思い出を胸に刻んで新千歳空港から帰途に就いた。
 両校は1978年、白老小100周年事業の一環で姉妹校を締結し、相互交流を続けている。幕末、仙台藩が白老に北方警備の陣屋を築くなど、歴史的に関係の深い白老町と仙台市は81年に姉妹都市提携を結んでいる。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/16701/

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断捨離の極み?!モロッコの先住民ベルベル人の暮らし

2019-07-13 | 先住民族関連
グローブ 2019.07.12

絨毯の模様だけで空間がスッキリおしゃれに映える、遊牧民の石の家(荻野恭子さん提供)
第5回 モロッコ編①
世界の文化の交差点のような、ルーツの混在した国、モロッコ。 イスラム、アラブ、フランス、トルコ、スペインほか、多くの民族が重なっていて、 料理もまた、複雑に絡み合い、影響しあって存在し続けています。 今回は、先住民族ベルベル人の、シンプルな暮らしについてのお話です。
◉様々なルーツが交錯するモロッコ
旅をしていると、世界の文化の交差点のような、ルーツの混在した国に出会うことがあります。北アフリカのモロッコはまさにその典型。イスラム、アラブ、フランス、トルコ、スペイン……。料理に関しても、様々な食材やスパイスが複雑に重なり合っています。
昨年は縁あって、先住民であるベルベル人の実際の暮らしを訪ねることができました。彼らにはいくつもの部族があり、遊牧する人もいれば都市に暮らす人もいますが、モロッコの複雑な民族文化を繋いできたと言われる人たちです。
◉水がない砂漠の国だけれど、食材は豊か
前回まで、モンゴルの遊牧民の暮らしについてお話ししてきましたが、モロッコもまた、砂漠の国、遊牧民の国です。国土は日本の1.2倍ほどと小さく、国の大半をサハラ砂漠が占めるのですが、モンゴルとは条件が大きく異なります。
まず、海に面している点。地中海や大西洋から、豊かな海の恵みがあるので、魚介類が豊富です。伺ったアトラス山脈の近くは、砂漠地帯ではありますが、標高4000メートルもあって雪が降るため、雪解け水がオアシスとなり、農作物が収穫できます。麦やぶどうを始め、さまざまな食材の原産国でもありますし、野菜、豆、果物ほか、食材の宝庫。観光と農業で食べている国とも言えますね。遊牧民がいるので、家畜もいます。本当に豊かな国なのです。
◉民族衣装でルーツを見分ける
歴史的には、先住民であるベルベル人が暮らすなかに、ギリシャ人、ローマ人、アラブ人、トルコ人、スペイン人、フランス人が入植したという背景があるので、宗教も言語も多彩。実に多くの民族が暮らしています。ベルベル人はベルベル諸語を使いますが、部族ごとに衣装が異なり目印になっています。それがまた、刺繍や手工芸が凝らされて素敵なのですよ。私もついつい帽子を買い求めてしまい、自宅にコレクションして眺めております。標識などはアラビア語と、公用語のフランス語。スペイン語を使うところもあり、意外と英語は通じにくいところが多いですね。
◉昔のままの自給自足の暮らし
誘われたのは、アトラス山脈の南側に位置する、ワルザワートという砂漠地帯のベルベル人の集落。家は石の家で、電気も水道もガスもなく、昔のままの自給自足の暮らしを営んでいました。1年は、農業と遊牧とにサイクルが分かれていて、遊牧期間には、モンゴルのゲル同様にテントを使い、農作期間には、石の家に住んでいます。
◉遊牧がベースになっているから、とにかくモノが少ない
家は大きな岩山のようなところにあり、住居が埋めこまれているように見えました。彫刻のように風景に溶け込んでおり、興味深い眺めです。
室内は、遊牧民とあって本当にモノがなく、すっきりとしていました。木枠や扉やドアといった建材が、部分的に岩と組み合わせてあって、それも特徴的。持ち物といえば、絨毯、かまど、編み物、少しの調理道具程度です。茶色い空間に、美しい模様のモロッコ絨毯や、工芸品が生えて、必要なものしかないのに素敵なのです。片付けの必要ないシンプルな暮らし。モノが少ないのは良いなと思いました。
◉物々交換から対価を必要とする暮らしに
村から少し行くと、オアシスがあります。物々交換をするためにキャラバンたちが行き来していて、遊牧の人たちも育てた椰子やデーツを売りに行ったりしていました。
オアシスは数百キロごとにあり、その近くに畑があります。とは言え、石の家には水道もないですし、サハラ砂漠が大半を占めていますから、やはり水は乏しい。
彼らは、日の出と共に起き、日の入りと主に寝て暮らしていました。ですから、一家のお母さんたちの仕事は、朝起きたらまず、水を汲みに行くことから始まります。そうして、お茶を飲み、食事を作って畑の仕事をします。農業をしながら家畜を飼っている人もいましたね。少数民族の文化であり、貴重な収入源でもある、刺繍などの工芸品もつくっていました。
水道も電気もなく、竃があれば、そこで暖をとりますが、プロパンガスも使っています。かつてはオアシスで物々交換して暮らしていましたが、今は対価が必要になってきているので、プロパンで沸かした湯でお茶を入れて観光客に売ったり、石の家を観光客に見せることも、生活の糧になっているようでした。私が「写真を撮りたいのですが」と言うと、お金を求められましたね。
国内でも、カサブランカ、フェズ、シャウエン、マラケシュなどは道も電気も敷かれて都市化していて、お金さえあればなんでも買えます。でも、昔のままの彼らの暮らしぶりは実にシンプルで、良い意味での衝撃を受けたのでした。
→次回はクスクスほか、モロッコの風土から生まれた料理についてお話しします。
モロッコ(モロッコ王国)ってどんな国
首都 ラバト
面積 446,550㎢
人口 33,655,786人
日本からは直行便がないので、ヨーロッパや中東を経由して18時間ほど。
地中海や大西洋に囲まれ、内陸部はサハラ砂漠が大部分を占める。
麦、野菜、豆、果物、家畜、魚介など、豊かな食材の宝庫。
歴史的には、先住民のベルベル人が暮らす中に、ギリシャ人、ローマ人、アラブ人、トルコ人、スペイン人、フランス人が入植したため、宗教も言語も多彩。公用語はフランス語。
https://globe.asahi.com/article/12531678

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武四郎ドラマ 松阪市産業センターでPV 15日、NHK全国放送 三重

2019-07-13 | アイヌ民族関連
伊勢新聞 7/12(金) 11:00配信
 北海道の名付け親で、三重県松阪市出身の探検家の松浦武四郎(1818―1888年)を題材にしたNHKドラマ「永遠のニシパ」が15日に全国放送されるのを前に、松阪市の地元有志らでつくる「NHK武四郎を観よう会」が11日、県庁を訪れ、鈴木英敬知事にパブリックビューイング(PV)を放送日に同市で開催するとPRした。
 ドラマは北海道命名150年を記念して制作された。蝦夷地(現・北海道)を調査しながらアイヌとの交流を深める武四郎を描く。武四郎役は人気アイドルグループ嵐の松本潤さん、ヒロインのアイヌ女性「リセ」は女優の深田恭子さんが演じる。
 PVは15日午後7時半から、同市日野町の市産業センターカリヨン別館で開催。大型テレビとスクリーンでドラマを上映する。定員160人。入場無料。先着百人に武四郎をデザインしたオリジナルのうちわをプレゼントする。
 沼田英士会長(42)は「PVでみんなで盛り上がりたい。少しでも松阪に興味を持ってもらえたらと思う」と語った。
 鈴木知事は「ドラマが全国放送になってうれしい。これをきっかけに武四郎を知ってもらい、地域の活性化につなげたい」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000808-isenp-l24.view-000

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