苫小牧民報 2019/7/15配信

祖先をしのび、神に祈りをささげる白老アイヌ協会の関係者
白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は12日、アイ・オロ・オ・コタン先祖供養祭(シンヌラッパ)を白老町虎杖浜のポンアヨロ海岸で開き、伝統の儀式で祖先をしのんだ。
ポンアヨロ海岸の一帯は、縄文時代から人々が暮らし、アイヌ民族の神話も生まれた地域。人の営みが連綿と続いてきた地で祖先を慰霊するため、同協会は供養祭を毎年開いており、今回約30人が参加した。
民族衣装に身を包んだ関係者は、同協会伝承統括理事の新井田幹夫さん(67)が祭司を務める儀式に臨み、イナキビごはんやオハウ(サケの汁物)、果物、酒など供物を祖先に届けてくれるよう神に祈った。
引き続き、白老民族芸能保存会や鵡川アイヌ文化伝承保存会のメンバーが古式舞踊のリムセや、ウポポ(座り歌)を披露した。
儀式を取り仕切った新井田さんは「祖先から継承されてきた伝統の文化を残し、次代につないでいきたい」と話した。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/16719/

祖先をしのび、神に祈りをささげる白老アイヌ協会の関係者
白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は12日、アイ・オロ・オ・コタン先祖供養祭(シンヌラッパ)を白老町虎杖浜のポンアヨロ海岸で開き、伝統の儀式で祖先をしのんだ。
ポンアヨロ海岸の一帯は、縄文時代から人々が暮らし、アイヌ民族の神話も生まれた地域。人の営みが連綿と続いてきた地で祖先を慰霊するため、同協会は供養祭を毎年開いており、今回約30人が参加した。
民族衣装に身を包んだ関係者は、同協会伝承統括理事の新井田幹夫さん(67)が祭司を務める儀式に臨み、イナキビごはんやオハウ(サケの汁物)、果物、酒など供物を祖先に届けてくれるよう神に祈った。
引き続き、白老民族芸能保存会や鵡川アイヌ文化伝承保存会のメンバーが古式舞踊のリムセや、ウポポ(座り歌)を披露した。
儀式を取り仕切った新井田さんは「祖先から継承されてきた伝統の文化を残し、次代につないでいきたい」と話した。
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