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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

宇梶剛士、ルーツのアイヌに触れる 舞台「永遠ノ矢-」公開稽古

2019-07-26 | アイヌ民族関連
中日スポーツ 2019年7月26日

宇梶剛士(中央)と俳優陣=東京都内で
 俳優の宇梶剛士(56)が25日、東京都内で主宰劇団「PATHOS PACK(パトスパック)」の舞台「永遠ノ矢=トワノアイ」公開稽古と会見を行った。
 アイヌ民族にルーツを持つ主人公の青年を通じて、宇梶自身のルーツを描いた渾身(こんしん)の作品。約9年前から関心を寄せていた沖縄をテーマにした舞台を昨年上演できたこともきっかけとなり、脚本・演出・出演を通じてアイヌと向き合った宇梶は「本当にあったことも含まれているので迷いなく書けた部分も多い」と手応えを感じている様子。「永遠に問い続けなければいけないことを(観客に)何かしら感じて持ち帰ってもらえれば」と話した。
 稽古では個性あふれる俳優陣に細かい指導を繰り返し「セリフや役をかみしめて舞台に立ってほしい」と期待した。東京公演は座・高円寺1で8月8~12日。
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2019072602000185.html

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「土地の記憶へのアースダイブ」

2019-07-26 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2019/7/26配信

伝説や物語が多く残る白老町のアヨロ付近を散策するアースダイブ参加者(写真家・川尻亮一撮影)
 知らない土地を歩くのは楽しい。地図を開くのも大好きだ。私はこの数年でずいぶんと白老の土地を歩いてきた。
 北海道内の地名の約8割がアイヌ語由来とされる。松浦武四郎が蝦夷地探索を詳細に記録した「東西蝦夷山川地理取調図」は有名な地図だ。アイヌ語地名研究家の山田秀三や、幌別、白老にもゆかりのある知里真志保が残した地図や研究書物を眺めているうちに、その当時の散策リサーチの状況なんかを想像してしまう。
 私たちは去年夏、古い地図を手に実際に土地を歩いて、その地勢や産業、植生などを実感することで、アイヌ語地名が息づいていた時代へのバーチャルなダイビングを試みる企画「白老アースダイブ」を実施した。いわば、地名を用いてきた人々の息吹やその暮らし、かつての”シラヲイ”の土地の記憶に触れることを目指すフィールド・ワークだ。
 定員は15人、「地域学」と「植生学」の2分野を各2回ずつ散策地を変えて実施した。来年4月に白老町に開館する国立アイヌ民族博物館(ミュージアム)の「館の外」に地域文化が根付いていることを意識し、この企画にはあえて「シラオイ・フィールド・ミュージアム」と副題を付けた。
 白老アースダイブでは、最初に座学で基礎を学んだ後に土地を歩いた。1800年代の文献には、例えばシキウ(敷生川河口付近)の前浜では、サケやニシン、タラなどが水揚げされたほか、ナマコを捕るために室蘭のエトモからアイヌが「出稼ぎ漁夫」としてやって来ていたことや、シイタケ、チョウザメ、ネマガリダケなどの交易品も記録に残っている。シイタケは一つ銭2文で和人と取り引きされていたそうだ。2文とは一体どのくらいの価値で、どんな相場感だったのだろう。
 アヨロ(虎杖浜付近)の散策の際には、アイヌが伝え残した「アヨロ村で病が流行ったので、それを人々に伝えて戒める歌」を参加者全員で輪唱した。
 土地を歩くことは、体感であり、歴史をさかのぼってかつての生活風景を想像する楽しさがある。今年も秋にこのアースダイブを計画している。参加者と共に時間軸を超え、土地の記憶にダイビングしたいと思う。(文化芸術事業プロデューサー・木野哲也)
 ※「土地と人と」は毎月第2・第4金曜日に掲載します。
https://www.tomamin.co.jp/feature/tochi/1654/

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道産ワインや観光、シンガポールPR 知事、初の海外トップセールス

2019-07-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/26 05:00
 【シンガポール森奈津子】鈴木直道知事は25日、新千歳―シンガポール直行便の増便要請や、海外3店目となる道産品アンテナショップ「北海道どさんこプラザ・シンガポール2号店」の開設記念行事に出席するため、シンガポールを訪れた。4月に就任した知事による海外でのトップセールスは初めて。初日は、北海道の魅力を現地の観光業者らに伝えるセミナーや「北海道食とワインの夕べ」を開いた。
 セミナーには、現地の旅行会社やメディア関係者ら約60人が参加。知事はプロジェクターを使って、日高管内平取町に今春開業したアイヌ工芸伝承館「ウレシパ」など新たなスポットや、礼文島をカヤックで巡る旅など約50カ所の魅力を紹介した。
 食とワインの夕べはシンガポールの経済関係者や、現地に進出した道内企業の代表者ら約120人を招き、道産のワインやチーズ、果物などを振る舞った。知事は「シンガポールでは、どさんこプラザ1号店の売り上げが順調で、北海道ブランドが確実に浸透している。2号店開店を機に、北海道の奥深い食の魅力をさらに知ってもらいたい」とあいさつした。
 26日はシンガポール航空本社を訪問。来春から新千歳空港の日中の1時間当たりの発着枠が2割増えることから、同社が冬期間のみ運航する直行便の増便と通年化を要請する。その後、6月27日に開業したどさんこプラザシンガポール2号店の開設記念行事に参加し、帰国する。
☆「ウレシパ」のシは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/328941

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白老でアパート建設急増 象徴空間職員の需要見越す

2019-07-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/25 05:00
 【白老】胆振管内白老町でアパート建設が急増している。来年4月に開業するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で働く職員の需要を見越して、町外の不動産業者などが相次いで整備。今年4~6月末の集合住宅の建築確認申請件数は7棟と、過去5年間の合計の6棟を上回った。町内からは「職員の定住につながれば」と歓迎する声が上がっている。
 町によると、本年度に申請があった新築物件は、7棟計60戸。いずれもウポポイから1・5キロ圏内の町中心部に立地しており、札幌や苫小牧の業者が着工する。1LDKなど単身者向けの間取りが多い。
 苫小牧市の住宅リフォーム業「トマト」は、6月上旬から町中心部で木造2階建て計8戸のアパートの建設に着手した。間取りは1LDKで、11月の完成を予定する。同社は「新聞報道で職員向けの住宅が足りないことを知った。中心部では建設用地の取り合いになっており、需要があると判断した」と語る。
 町によると、6月1日現在、ウポポイを運営するアイヌ民族文化財団(札幌)の職員数は、約110人。既に約60人が町内の事務所に勤務しており、残りは札幌の本部で働く。ウポポイの中核施設「国立アイヌ民族博物館」の施設自体は11月に完成予定で、今後札幌の職員も一定数が町内に勤務する見通しだ。またウポポイ全体ではパートを含め約260人の雇用が想定されており、住宅需要はさらに高まりそうだ。
 白老建設協会の清水尚昭会長は「本来は町内の業者でアパートを用意したかったが、人手不足などで難しかった」とした上で、「ウポポイの職員が町内に住んで町の活性化に結びつけば大変ありがたい」と話している。(金子文太郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/328512

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札幌国際芸術祭 12~2月に開催 20年

2019-07-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/25 05:00
 札幌国際芸術祭(SIAF(サイアフ))実行委員会は24日、2020年度芸術祭の開催期間を20年12月19日から21年2月14日までの58日間、テーマは「Of Roots and Clouds(オブ ルーツ アンド クラウズ):ここで生きようとする」に決まったと発表した。
 英語の意味は根、先祖(Roots)と雲(Clouds)。アイヌ語表記「シンリッ/ニシクル」(根、先祖/雲)も使用する。札幌や北方圏の歴史、風土を関連させ、現代社会を考える作品や企画を市内各所で展開する。
 24日、同市内で開かれた記者会見で、秋元克広市長(実行委員会会長)は「(初の)冬季開催で、全国各地の芸術祭と差別化を図りたい。さっぽろ雪まつりと芸術祭、アートを、うまく組み合わせていきたいとの思いもある」と話した。
 参加アーティストなどは来年2月に発表する予定。(久才秀樹)
※「ニシクル」の「シ」と「ル」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/328508

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